出版社内容情報
言葉の力について、憲法について、愛国心について、科学的態度について、弱さや不便さに基づいた生き方について……。今までの考え方が通用しない歴史の転換期に、中高生に向けて「これだけは伝えておきたい」という知恵を集めた、11人によるメッセージ。
内容説明
世の中の枠組みが大きく変化し、既存の考え方が通用しない歴史の転換期に、中高生に向けて「これだけは伝えておきたい」という知見を集めたアンソロジー。言葉の力について、憲法について、愛国心について、科学的態度について、弱さや不便さに基づいた生き方について…。若者たちがこれからの時代を生き延びるための知恵と技術がつまった、未来へ向けた11のメッセージ。
目次
身体に訊く―言葉を伝えるとはどういうことか(内田樹)
僕の夢―中高生のための「戦後入門」(加藤典洋)
表と裏と表―政治のことばについて考えてみる(高橋源一郎)
人口減少社会について根源的に考えてみる(平川克美)
13歳のハードワーク(小田嶋隆)
空気ではなく言葉を読み、書き残すことについて(岡田憲治)
科学者の考え方―生命科学からの私見(仲野徹)
消費社会とは何か―「お買い物」の論理を超えて(白井聡)
「国を愛する」ってなんだろう?(山崎雅弘)
「中年の危機」にある国で生き延びるために(想田和弘)
社会に力がついたと言えるとき(鷲田清一)
著者等紹介
内田樹[ウチダタツル]
1950年、東京都生まれ。武道家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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