科学の落し穴―ウソではないがホントでもない

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科学の落し穴―ウソではないがホントでもない

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  • サイズ B6判/ページ数 306p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794967435
  • NDC分類 404
  • Cコード C0040

内容説明

なぜ、超能力や心霊現象などの超常科学がこんなに流行するのだろう。地球温暖化がすすむとヨーロッパが寒冷化するってほんとう?地震予知はなぜできない。新幹線での携帯電話使用の危険性とは。太陽系惑星の数が8個になったわけ。科学にまつわる様々な問題をとりあげ、どう考えればよいのか的確にしめす。最先端の科学情報にふれながら、暮らしのなかで科学的なものの見かたをやしなう。

目次

1 何が起こっているのか
2 科学の歴史にまなぶ
3 技術とうまくつきあう
4 科学が好きになる
5 科学はどこへいく
6 科学にできること、できないこと

著者等紹介

池内了[イケウチサトル]
1944年兵庫県生まれ。京都大学大学院理学研究科博士課程修了。現在、総合研究大学院大学教授。宇宙物理学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

8
4年前発刊。2000年代の新聞記事、雑誌などのご論稿。寺田寅彦は、「蓄音機」(1922年)というエッセーで、便利さと幸福を等値していないという(2005年、29頁)。便利さだけで放射能漏れを制御できなくなっている現状からすると、寺田先生がこの惨状をどう形容しただろうか。日本のめぐる時間感覚が、西洋のすすむ感覚に支配されていったのは悲劇(33頁)。監視社会だが、監視が監視を呼ぶという、悪循環、鼬ごっことなっている(40頁)。人間不信の極致。高木仁三郎先生の原子力資料情報室は市民の研究所(166頁)。続→2013/07/25

hanaoka

3
最初は中々読み込めず、何度も同じ文を読んだりしていたけれど、段々スルスルと読めるようになり・・・最期は賢くなった気になった。難しいことを考えなくても、身の回りには科学があふれていて、単純にとらえていることの多くが複雑系で、興味を抱くことで世界が随分広がるものなのですね。先生のもう少し簡単な・・・児童向けのシリーズを是非読んでみたいと思います。文系人間には、科学って特別なことじゃない・・・のとっかかりに良い本だと思いました。2010/08/10

OTIUM

3
エッセイ集。 科学的な物の見方・考え方が面白いです。  めぐる時間という概念は農耕民族の日本にはあってますね。 今の諸問題を解決するには、めぐる時間がヒントになるかも。 私もめぐる時間という概念をどうくらしに取り込めるか考えてみたいです。2010/07/10

山崎にう

2
図書館本。たまには理系の本を読もうと。2009年発行なので、東日本大震災前の日本の科学の状況を知ることができた。震災前と後では、やはり見方が違う。化学実験教室など、現在では人気でテレビ番組も製作されているくらいだが、当時はまだ少数だったらしい。科学者の努力が実を結んだのか。2019/12/29

のぶ

2
池内さんの科学エッセイ集です。この読メを使い始める前だと思うので記録には残ってないけど池内本はたぶん読んだことがあって、どんな人かどんな論調の人か大体は想像できていて、読んでみたら期待通りでした。科学史とか科学論に関する著述家としては(私は)村上陽一郎氏(哲学畑の人)をまず思い浮かべますが、それに対して理科系でなおかつ実利に最も遠そうな分野(天文)を出自とする池内氏は、時折垣間見せてくれる当事者感覚とか、理詰めでの解説を含む迫力のある文章、さらに社会活動にも取り組む人らしく視野の広さも感じさせてくれます。2016/03/17

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