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前川国男―賊軍の将

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  • サイズ B6判/ページ数 225,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794966834
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0052

内容説明

日本の近代建築を代表する建築家前川国男(1905―1986)のはじめての評伝。東京文化会館、紀伊国屋書店新宿本店、神奈川県立図書館・音楽堂。京都会館。埼玉会館。国立国会図書館新館。など。前川の建築はいまも多くの人々に愛され、同時に、近代建築のめざしたものとは何だったのかを問いかけてやまない。その生涯と仕事の核心をたどり、近代建築の初心をあきらかにする。

目次

序 遠くを見る眼―ポッシェということ
第1章 出発まで(1905~1935)
第2章 戦中の曲折(1935~1945)
第3章 廃墟からの再出発(1945~1960)
第4章 大いなる弧を描いて(1960~1970)
第5章 「抵抗しながら滅びようではないか」(1970~1986)

著者等紹介

宮内嘉久[ミヤウチヨシヒサ]
1926年、東京生まれ。東京大学第二工学部卒業。編集者。雑誌『国際建築』や『建築年鑑』を編集
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

1
☆弘前市斎場こそ、前川國男の晩節を飾る珠玉の小品2016/09/29

shushu

0
気づいたら新刊が品切れで、たまたま美術館のショップで買えてよかった。著者の人生と問題意識が、前川と関係が深すぎて、かえってそれが仇になったような印象。このクラスの建築家というのは、当たり前なんだろうが、社会とは、建築とは、というところから発想するものなのね。馴染む深い埼玉会館が何度も出てくるのが、嬉しかった。丹下健三設計の建物が水漏れして大変なのに、渡したら関係ないってエピソードが苦笑。他にも有名建築家に依頼したら使い勝手完全無視で、医者も看護師も大困り、って話し看護師の人から聞いたことあります。2015/09/24

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