内容説明
科学者という名の「野蛮人」が地球を支配しようとしている!遺伝子操作、地球温暖化、宇宙開発など、地球規模の問題から、SARSをはじめとする新しいウイルスの流行、BSE(狂牛病)騒動、携帯電話による電磁波被曝などの生活に直結した問題にいたるまで、最新の科学・技術問題をわかりやすく解きあかす。あまりにも巨大化した現代科学にかわる、身近な自然現象や人間の暮らしを考える、新しい博物学を提唱する。
目次
1 アインシュタインが一番悪い!?
2 科学・技術は人間を幸せにするだろうか
3 宇宙開発のあり方
4 地球の上で生きるために
5 科学はこんなにおもしろい
6 エネルギーと環境
7 複雑系としての食の科学
著者等紹介
池内了[イケウチサトル]
1944年兵庫県生まれ。京都大学大学院理学研究科博士課程修了。現在、名古屋大学大学院教授。宇宙物理学専攻
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