出版社内容情報
クロワッサン9月25日号、著者インタビュー掲載!
女性セブン9月19日号、紹介記事、大きく掲載!
ほか読売新聞、日刊ゲンダイなど、今月も多々紹介、絶賛されています。
「抗がん剤の副作用、自死を思う夜、そして凄絶な超大量化学療法の場面。すべてが率直に描かれ、読み手の心をつかむ。」(日刊ゲンダイ9月6日)
「告知の衝撃、苦しい大量化学療法の様、揺れ動く心を平明な文体で記述している。取材に復帰するあたりのくだりなど読んでいて胸が熱くなる。」(読売新聞)
「這いつくばるようにして乗り越えた現実、揺れ動いた心の内を素直に表現したかった」(クロワッサン、著者談話より) 読者からの感動の声もたくさんいただいています!
内容説明
「睾丸腫瘍」―26歳の新聞記者が突然、がんの告知を受けた。ただちに左睾丸の切除の手術を受けたものの、がんはすでに肺全体に転移していた。心配なのは恋人のこと。「僕は、この先どうなるかわからない“不良物件”」。ところが彼女は、「大丈夫、私がついているから」とにっこりした。さらに数日後、彼女はいきなり満面の笑顔で言ったのだ、「結婚しよう」。超大量化学療法、2度の再発、3度の肺の手術…著者は3年間の闘病のすえ、現在、報道の第一線に復帰している。ひとはひとりで死んでいくけれど、ひとりで生きることはできない。苦悩とともに生きるひとへ、勇気と励ましを送る一冊です。
目次
1 「入院した。入籍する」(予期せぬ告知;戦線離脱 ほか)
2 死の何がそんなに怖いのか(「残念ながら進行がんです」;あくまで社会復帰を目指します ほか)
3 「峠」と言われた夜(超大量化学療法;医師と患者 ほか)
4 影あって光きわだつ(復帰;一年遅れの結婚式 ほか)
著者等紹介
上野創[ウエノハジメ]
1971年東京生まれ。早稲田大学政経学部政治学科卒業。94年、朝日新聞社入社、長野支局、横浜支局を経て、2001年9月から東京本社・地域報道部員兼社会部員。2000年10月から約一年間、朝日新聞神奈川版で、闘病体験の手記「がんと向き合って―一記者の体験から」を連載
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感想・レビュー
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里季
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