「おじさん」的思考

個数:

「おじさん」的思考

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年04月24日 03時16分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 260p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794965301
  • NDC分類 304
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「タイトルにひかれて読んでみたら、以外にどっしりとした内容に感動しました!」
「こんなおじさんだったら、説教されてもいい」等々、愛読者カードがどしどし寄せられております。
ぜひご一読を!

内容説明

「日本の正しいおじさん」の旗色がよろしくない。「進歩的文化人」は罵倒の枕詞となり、「家父長」は打倒対象となり、「常識」や「社会通念」は反時代的イデオロギーとしてごみ箱に棄てられ、「正しいおじさんの常識」はいまや風前の灯である。だがその灯をほんとうに絶やしてしまってよいのか?日本が経済的に豊かになる主力となって、額に汗して働いてきた「おじさん」たちは、急変する価値観・社会情勢のもと、どのような思想的態度で世の中の出来事に処すべきなのか?成熟したよき「おじさん」として生きるための必読知的参考書、ここに誕生。

目次

第1章 「おじさん」の正しい思想的態度(「普通じゃない」国日本の倫理的選択;国際社会における威信より大事なもの ほか)
第2章 老人国日本にむけて(夢の中年シングル生活;「人類の滅亡」という悪夢の効用 ほか)
第3章 「説教」はおじさんの義務であり権利である(大学全入時代にむけて;押し掛けお泊まり中学生 ほか)
第4章 「大人」になること―漱石の場合

著者等紹介

内田樹[ウチダタツル]
1950年東京生まれ。東京大学文学部仏文科卒。東京都立大学大学院博士課程(仏文専攻)中退。東京都立大学人文学部助手を経て、神戸女学院大学文学部教授。専門はフランス現代思想、映画論、武道論
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちさと

27
「お局さん的思考」とかは最強と思う。本書は大半が内田先生のHPに記載された記事を再録したもので、今や危機的状況にある「正しいおじさん」を擁護する趣旨の下、昔ながらのモラルに賭ける価値をあげていきます。昔ながらの正しいおじさん的思考の人達にとっては、本当に生きにくい世の中になったと思う。しかし一方で「今の若者は、、」という常套句は昔からあって、明治維新のようなパラダイムシフトではないにせよ、生きやすい新しいモラルが形成されていくのは必然なような気もします。2021/03/07

to boy

27
内田さんが自衛隊、売春、教育、就職、などなどについていろいろと語っています。内容的には同意できない物もあるけど、物事を二層も三層もめくってその本質に迫っていく鋭さ、迫力には参りました。子育てについての全責任は親が負う当たり前のことが現代では当たり前とされていない事はなぜそうなったのかを掘り下げて欲しかった。最後の漱石論は秀逸。漱石を再読したくなりました。2019/01/17

阿部義彦

14
元本の晶文社の単行本をブックオフで見つけたので、この本の装丁シンプルでなかなか良いです。内田樹先生の小言こうべいです。特に教育に関しては可也言いたいことがある様です。物を教わる為のそもそものマナーを身につけようと言う事。2002年の発行。この時点では内田先生はここまで教育の無い馬鹿な恥知らずで大嘘つきの内閣がたった六年でこの日本をぶち壊すなんて事は予想もしてなかったでしょう。もうちゃんとした大人って必要とされてない世の中なのかも。俺は悪くないと言い張る幼稚園児の戯言言い訳を国会で聞くハメになるとは‼2018/11/10

Gotoran

12
遅蒔き乍、初めて内田本を読む。著者のブログ他から抜粋されたエッセイ集。社会通念、倫理観、教育制度、戦争等について、著者独特の視点や着眼点から、鋭くかつ痛快に、肩肘張らず、洞察が加えられている、冴えた評論は読み手を虜にさせる。特に、最終章の漱石著作(「虞美人草」、「こころ」)を読み解いての“「大人」になること”の解釈・考察論は、非常に興味深かった【漱石著作の再読欲求を促す】。また、“あとがき”での「おじさん」的思考の擁護論が読み手(おじさん)のこころに響く(共感・共鳴)。2012/01/21

マカロニ マカロン

10
個人の感想です:B。シニアマーケティングの本を読んだついでに「おじさん」の本も読んでみた。「おじさん的思考」と言うと古臭い保守的な考え方かと思ったが、学生運動をしていた左翼系の方のようで、逆に新鮮だった。例えば憲法9条に関して、「『歴史上もっとも巧妙な政治的妥協』の一つで、・・・憲法9条と自衛隊がリアルに拮抗している限り、日本は世界でも例外的に安全な国でいられると私は信じている」とあり、まさに大人の考え方だと感心した。大人は「私は***ができない」と考え、他者から到来する真に価値あるものを学べる人と説く。2016/06/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/569604
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。