出版社内容情報
「タイトルにひかれて読んでみたら、以外にどっしりとした内容に感動しました!」
「こんなおじさんだったら、説教されてもいい」等々、愛読者カードがどしどし寄せられております。
ぜひご一読を!
内容説明
「日本の正しいおじさん」の旗色がよろしくない。「進歩的文化人」は罵倒の枕詞となり、「家父長」は打倒対象となり、「常識」や「社会通念」は反時代的イデオロギーとしてごみ箱に棄てられ、「正しいおじさんの常識」はいまや風前の灯である。だがその灯をほんとうに絶やしてしまってよいのか?日本が経済的に豊かになる主力となって、額に汗して働いてきた「おじさん」たちは、急変する価値観・社会情勢のもと、どのような思想的態度で世の中の出来事に処すべきなのか?成熟したよき「おじさん」として生きるための必読知的参考書、ここに誕生。
目次
第1章 「おじさん」の正しい思想的態度(「普通じゃない」国日本の倫理的選択;国際社会における威信より大事なもの ほか)
第2章 老人国日本にむけて(夢の中年シングル生活;「人類の滅亡」という悪夢の効用 ほか)
第3章 「説教」はおじさんの義務であり権利である(大学全入時代にむけて;押し掛けお泊まり中学生 ほか)
第4章 「大人」になること―漱石の場合
著者等紹介
内田樹[ウチダタツル]
1950年東京生まれ。東京大学文学部仏文科卒。東京都立大学大学院博士課程(仏文専攻)中退。東京都立大学人文学部助手を経て、神戸女学院大学文学部教授。専門はフランス現代思想、映画論、武道論
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感想・レビュー
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ちさと
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