家具の本

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  • サイズ A5判/ページ数 268p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794965066
  • NDC分類 758
  • Cコード C0072

内容説明

日本の空間文化がもつ特質を最先端のインテリアデザインに甦らせる内田繁の仕事。その30年の軌跡を、代表的な家具作品を網羅してたどる。枕が巨大化したフリーフォームチェア。闇をつくるための照明。西洋にはない引戸の工夫。人びとの交流の場になる縁台をイメージしたソファ。光・色彩・透明感の使い方。軽やかに自在に変化する家具への夢。本書は、インテリアデザイン史の証言であり、21世紀に向けた「日本文化のメソッド」の伝達である。デザインという行為がもつ自由と、そこからうまれる一脚の椅子を愛する人に、届けられる待望の一冊。

目次

1 原点としてのフリーフォームチェア
2 家具と空間
3 ふたつのホテル
4 茶室をめぐるデザイン
5 変化する家具
6 軽やかさのデザイン

著者等紹介

内田繁[ウチダシゲル]
インテリアデザイナー。1943年、横浜生まれ。桑沢デザイン研究所卒業。81年、スタジオ80設立。代表作にYOHJI YAMAMOTOの店舗、神戸ファッション美術館、門司港ホテル、ホテルイル・パラッツォなど。毎日デザイン賞、第一回桑沢賞、芸術選奨文部大臣賞などを受賞。家具作品がメトロポリタン美術館、サンフランシスコ近代美術館などに永久コレクションされている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

TOMYTOMY

2
どのように家具を捉えるか2022/07/20

三井陽子

0
門司港ホテルは、アルドロッシ建築、内田繁インテリアデザイン_φ(・_・おしゃん2016/09/23

doji

0
優れたデザイナーは優れた思想家でもある、というのをあらためてこの本を読んで思う。20世記という時代、さらにいえば60年代からスタートした考察は、ときに世紀を遡ることで、家具と人との根源的なかかわりかたを考えていく。ここでも日本的、というのは海外からの指摘をきっかけに、内側にもどっていくことで発見されたようで、それもまた興味深かった。2019/10/01

たつぼん

0
中身が理解できたとは言い難いが、インスピレーションを受ける本だった。2018/12/07

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