- ホーム
- > 和書
- > 教養
- > ノンフィクション
- > ノンフィクションその他
内容説明
印刷がなければ、出版はできない。でも実は、プロの編集者にとっても、印刷はわからないことだらけ。印刷って、なに?名編集者・松田哲夫が、活版、手動写植、オフセット、グラビアなど多彩で多様な印刷の現場をルポルタージュ。そして内沢旬子のイラストが、ルポを的確に補完する。活版はいまでも現役?電算写植がなくなる?オフセットとグラビア印刷の違いは?活字から電算への転換には、どのようなドラマが?デジタル化が急速に進むなか、これからの出版と印刷はどこへ行こうとしているのか?印刷技術の基礎と出版の未来を知るための、最良の入門書。出版人、印刷人必読の書。
目次
活版はまだまだ元気だった。
あこがれの活版職人になる。
手動写植機でツメ打ちに挑戦する。
最古の写真製版術が生きていた。
オフセットを徹底的に勉強する。(製版編;印刷編)
装幀に使われる特殊印刷に肉薄する。
グラビア印刷の規模の大きさに驚く。
オフセット印刷は進化している。
組版文化はどのように継承されたのか。
著者等紹介
松田哲夫[マツダテツオ]
編集者。筑摩書房専務取締役。1947年、東京生まれ。東京都立大学人文学部中退。学生時代より漫画誌「ガロ」編集部に出入りし、『現代漫画』(筑摩書房)の編集に携わる。70年筑摩書房入社。以後、編集者として浅田彰『逃走論』、『ちくま文学の森』(全一六巻)、赤瀬川原平『老人力』など次々とヒットを飛ばす。路上観察学会の事務局長、「季刊・本とコンピュータ」の編集委員もつとめる傍ら、TBSテレビ「王様のブランチ」で、さまざまな本を紹介してきた
内沢旬子[ウチザワジュンコ]
イラストルポライター。イスラム諸国をはじめ各国を旅し、古本などを収集している。本作りワークショップを主宰中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糜竺(びじく)
いのふみ
sakai
takao
アヴォカド