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解説屋稼業

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794964960
  • NDC分類 019.04
  • Cコード C0095

内容説明

著者はプロの解説屋である!?本を勇気づけ、読者を楽しませる鹿島流真剣勝負の妙技、ここにあり。

目次

第1章 解説屋は伴走者である(一行分の人生を生きぬいた男たち―川本三郎『スタンド・アローン』;さらば、夏の光よ―川本三郎『マイ・バック・ページ』 ほか)
第2章 感性の連帯保証と、とびきり愉快な別解(「赤と黒」と「右翼の黒幕」―『大岡昇平全集』月報21;『幸福号出帆』と『鏡子の家』の関係―三島由紀夫『幸福号出帆』 ほか)
第3章 「問い」の質と量(丸谷流エッセイのおもしろさ―丸谷才一『青い雨傘』;パリの風来坊日本人―藤田宜永『巴里からの遺言』 ほか)
第4章 時代を読む、歴史を読む(近代日本と官僚制、あるいは三島由紀夫―猪瀬直樹『ペルソナ三島由紀夫伝』;二十世紀の「知の考古学」―丸谷才一・山崎正和『二十世紀を読む』 ほか)

著者等紹介

鹿島茂[カシマシゲル]
1949年、横浜市生まれ。東京大学大学院博士課程修了。フランス文学専攻。現在、共立女子大学教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

noémi

1
解説文は解説される本をよんでこそ・・・。知らない本の解説を読むことほど不毛なことはない。森茉莉の解説だけは以前その全集に載っていたからよんだことはあったけれど。2012/10/06

mutou_tsusato

1
「解説」という言葉に惹かれて図書館にて借りる。著者が文庫本に書いた解説を集めた本であるが、ブックガイドとして読める。他のブックガイド・ブックレビューもそうなのだが、全部読み切るには体力が要ると感じた。また簡単にではあるが、批評とは異なる「解説」の地平を提示してくれたのは面白かった。2010/06/26

しんこい

0
エッセイ風の解説も一般には多いですが、作者の書いたものは十分批評になっていると思います。読みたい本が増えて困る。2011/01/08

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