• ポイントキャンペーン

文化としてのIT革命

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 179p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784794964625
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C0036

内容説明

パソコンや携帯電話といったデジタル機器の著しい進歩、インターネットの普及などにより、IT革命が進んでいる。かつての産業革命に匹敵するともいわれているが、はたしてIT革命とはどんな革命なのか。それによって何が生まれ、人間の感性や価値観はどのように変わっていくのか。新しいコミュニケーション・スタイルの誕生。芸術活動の可能性。著作権制度の問題。軍事や学問、宗教などのあり方の変容。市民間の国際交流。さらにはネットワーク犯罪や社会問題の恐れ…。さまざまな分野の専門家が、文化の視点でIT革命を具体的に考え、デジタル社会の未来を模索した、刺激にあふれた一冊。

目次

1 IT革命で生まれるもの(移動体メディアと日常的コミュニケーションの変容(岡田朋之)
電子化時代の著作権制度(名和小太郎)
多言語情報処理の社会学(小林龍生)
計算機科学と学問的思考(塩沢由典)
ネットワーク犯罪(倉田潤))
2 IT革命で変わっていくこと(メディア変容の現在(小林宏一)
情報革命と軍事革命―情報テロリズム(江畑謙介)
デジタル・テクノロジーと音楽(細川周平)
情報社会を遊泳する日本の神(山折哲雄)
電子情報社会の主要な論点(大沢真幸))
座談 二一世紀と情報革命(山崎正和・川本三郎・鷲田清一・田中明彦・若林幹夫・西垣通)

著者等紹介

小林龍生[コバヤシタツオ]
1951年東京生まれ。東京大学教養学部卒業。現在、ジャストシステムデジタル文化研究所客員研究員、有限会社スコレックス代表取締役。共著書に『電脳文化と漢字のゆくえ―岐路に立つ日本語』(平凡社)がある

倉田潤[クラタジュン]
1957年、東京生まれ。東京大学法学部卒業。前警察庁生活安全局生活経済対策室長。現在、中国通商産業局総務企画部長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。