シリーズ植草甚一倶楽部<br> 植草甚一の映画誌

シリーズ植草甚一倶楽部
植草甚一の映画誌

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  • サイズ B6判/ページ数 219,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794948038
  • NDC分類 778.04
  • Cコード C0395

内容説明

ヒッチコック、トリュフォー、フェリーニ、マルクス兄弟…。メモ帳と鉛筆をカバンにつめて、いざ映画館へ。映画がなければ夜も昼も暮らせない「シネマディクトJ」こと植草甚一が贈る、縦横無尽の映画案内。

目次

トリュフォーの飛行機
『結婚してください』とキートンが言った
ヒッチコックの「バルカン超特急」がはじめてわかった
ウィリアム・ワイラーとの5分間
ヒッチコック「レベッカ」研究
キャロル・リード「第三の男」研究
ジョルジュ・クルーゾー「悪魔のような女」研究
ライザ・ミネリの写真を見ながら思い出したこと
寺山修司の「書を捨てよ町へ出よう」を分析する〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

踊る猫

26
植草甚一の逸話で敵わないなと思うのは、彼が映画を観るに際し丹念にメモを取っていたということだ。記憶に頼らず筆写する。その恐ろしい努力/尽力あってこそ、ここまでシネマディクトJ・Jとして語れるということはつまり、淀川長治みたいな天性の才能を植草が持っていなかったことを意味するのではないか。要するにこちらを唸らせる勉強家/努力家。ホールデン・コールフィールドもかくやと思われる饒舌にして冗長ではない文体で、映画の魅力を切り取る彼の筆致にはもちろん「愛」もあるが、それ以上に悲痛さ/必死ささえ滲ませる「情熱」がある2019/11/17

Gen Kato

2
独特の文体に酔いながら、読む「映画」の数々。キートン、マルクス兄弟、ヒッチコック、トリュフォー…2016/06/28

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