スウェーデン人―我々は、いかに、また、なぜ

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スウェーデン人―我々は、いかに、また、なぜ

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  • サイズ B6判/ページ数 232p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794806871
  • NDC分類 361.42
  • Cコード C0036

出版社内容情報

北欧はおそらく現在日本で最も知られていないヨーロッパ地域のうちの1つだが,その中でスウェーデンは,ノーベル賞の歴史に示される科学技術水準と地理的規模,ならびに特異な国民性において突出した国である。本書は,そのうち,特にスウェーデン人の特質について,スウェーデン人と接触する可能性のある外国人が困惑することのないように解説をした書である。その点で,筆者は民族学研究者でありながら,学問的正確さは失わずに,一般向けに日常的事例を挙げてスウェーデン人とはいかなる国民かを活写している。本書は1987年の初版以来,各国語に翻訳され,スウェーデン研究の第一書とされてきたが,このたびスウェーデンへの移民が一世代増えたことと相まってスウェーデン人と外国人とのかかわり方にも変化が見られてきたことから,新たに稿が改められ新章も追加された。これを機に,日本語訳を今回世に送ることとなった次第である。スウェーデンを訪れた日本人は,だれもが一様にある違和感と懐かしさを経験する。それは,スウェーデン人が,我々がテレビや映画でなじんでいるアメリカ文化とは異なる行動・思考様式をもっているがゆえの違和感であり,彼らが国家と周囲から与えられる安寧のためにむしろ現代の我々日本人がなくした友愛心と律儀さを彼らがもっていることに基づく懐かしさである。本書により,これらの由来を知った外国人は,スウェーデン人とよりよくつきあい,スウェーデンでよりよく活動できることだろう。本書は,とかく国際的視野を書く我々日本人にとっては,スウェーデン人に限らず外国人一般を,その人そのものとして見る視座を与えてくれる書であるとも言えるだろう。

内容説明

北欧は、おそらく現在日本でもっとも知られていないヨーロッパ地域のうちの一つだが、そのなかでもスウェーデンは、ノーベル賞の歴史に示される科学技術水準と地理的規模、ならびに特異な国民性において突出した国である。本書は、そのうち、特にスウェーデン人の特質について、スウェーデン人と接触する可能性のある外国人が困惑することのないように解説した書である。筆者であるヘルリッツは、民族学研究者でありながら学問的正確さを失わずに、一般の読者にも馴染みのあるような日常的な事例を挙げてスウェーデン人とはいかなる国民かを活写している。

目次

歴史に現れたスウェーデン人
自国文化を否定するスウェーデン人
文化と文化が出合うとき
スウェーデン人と非スウェーデン人
人づきあいにおける慣習
言語と会話
個人主義と孤独
自然
NJA
暴力に対する考え方〔ほか〕

著者等紹介

ヘルリッツ,イリス[ヘルリッツ,イリス][Herlitz,Gillis]
文化人類学・民族学博士。スウェーデン外務省・国連職員としてアジア・アフリカ諸国にて勤務。現在、海外へ赴くスウェーデン人のために研修機関「The Swdesish Inernational Development Authority」の所長兼教官。異文化接触に関する著書多数

今福仁[イマフクジン]
1958年横浜生まれ。早稲田大学英文学専修卒、同大学院文学研究科ドイツ文学専攻修了。1997年~2001年、スウェーデン王国ウプサラ大学にて古代北欧神話・ルーン石碑研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。