出版社内容情報
【日本人教師ならではの現場リポート】20年以上にわたり、スウェーデンの中学校の教壇に立ち、そのユニークな教師生活を写真をちりばめながら彼らのありのままの姿を綴る。
内容説明
世界最大の職場である学校という特殊な社会の中で、毎日、何が起こっているのかを知ることは容易なことではない。しかも、それが外国の中学校ともなればなおさらである。本書は、20年以上にわたってスウェーデンの公立中学校の教壇に立ち、生徒達や同僚達との交流、学校行事などにおけるエピソードを、ちょっとユニークな経験をもっている日本人の著者が写真などを散りばめながら彼らのありのままの姿を綴ったものである。
目次
序章 日本からスウェーデンに来てウプサラ大学に入学するまで
第1章 まあ、一度試してみよう
第2章 いよいよ学校へ
第3章 さて授業
第4章 やっぱり、こっちのほうが楽しい課外活動
第5章 学校と社会との関係
第6章 アイスホッケーとダンスのテーマクラスがスタート
著者等紹介
宇野幹雄[ウノミキオ]
1947年、大阪市生まれ。1969年夏、交換留学生としてスウェーデン滞在。1970年、同志社大学工学部工業化学科卒業。1971年、ウプサラ大学理学部入学。ウプサラ大学およびストックホルム大学の環境関連学科で単位を修得する。1972~1974年、スウェーデン学術会議ツンドラ地帯調査プロジェクト(於:アビスコ)助手。1975年、ウプサラ大学理学部卒業。1980年、ウプサラ教育大学入学、そして卒業。1981年より、ソッレンチューナ・コミューンおよびウプサラ・コミューンで公立中学校の数学・理科教員として教壇に立つ。現在、ウプサラ・コミューンのヴァクサラ中学校教員
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