いかなる星の下に

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794806345
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

85歳と81歳の夫婦の出会いと、数年前には見たこともなかった人間同士がお互い3回目となる再婚に到る道筋を通して、人間愛という普遍的テーマに迫り、真の豊かさを考え直す。
「私は、現在八五歳である。そして、妻の千賀子は八一歳。ともに、これまでに二人の連れ合いと死別し、五年前の一九九九年七月一二日に私たちは再婚をした」(「まえがき」より)。本書は、「高齢者」となってからめぐり逢った二人の男女が、いかにして互いをかけがえのないパートナーとし、共に生きていくことになったかを社会的背景を織り交ぜながら綴り、そこから「高齢者の愛とは何か、結婚とは何か」、ひいては「永遠の愛とは何か」を追求する自伝的エッセーである。著者は帝大経済学部在学中に繰り上げ卒業し、第一期海軍兵科予備学生として太平洋戦争に参加した。同世代の二人は、ともに現代の私たちの想像を絶する苛酷な人生を歩んできた。厳しい戦火をくぐり抜け、悲惨な戦中・戦後を生き抜き、あまたの試練を経てなお現代の「高齢社会」を「青春」として生きる、喜びに満ちた今。豊かな生の体験から、愛、結婚、家族、故郷、生活への深いまなざしが溢れ出す。

内容説明

老人たちは夢を見る戦前・戦後を生き抜いた2人の高齢者の結婚から“永遠の愛とは何か”を探る。

目次

めぐり逢い
時の流れ
再会
戦争・平和の鐘・青春
お茶の水・本郷界隈
魂の幸せを求めて
戦争・家族・ふるさと
老人たちは夢を見る
高齢期結婚への道
結婚
“浜松バンド”の人々―聖隷福祉事業団の源流
札幌農学校の精神に再び触れる
津軽・平内町
平内りんご園の父と兄
ふるさとの山に向かいて

著者等紹介

蝦名賢造[エビナケンゾウ]
1918年、青森県平内町に生まれる。巣鴨中学校・旧制浦和高校を経て、1941年12月、東京帝国大学経済学部繰上げ卒業。第1期海軍兵科予備学生として太平洋戦争に参加、海軍大尉。801海軍航空隊通信長。1945年来、巣鴨経済専門学校教授・北海道大学予科・教養部講師。その後北海道総合開発委員会事務局次長として戦後北海道総合開発第1期・第2期長期計画の立案にあたる。その後、学界に復帰、北海学園大学経済学部教授、開発研究所長、経済学部長、北海道都市学会会長などを歴任。以来、独協大学経済学部教授、教務部長、図書館長を経て、独協中学校・高等学校校長を兼任。独協学園理事。川村学園女子大学講師。現在、独協大学名誉教授。巣鴨学園理事。経済学博士。日本文芸家協会会員。日本キリスト教会柏木教会会員
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