生涯学習ライブラリー
人生を変える生涯学習の力

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  • サイズ B6判/ページ数 322p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794806321
  • NDC分類 379
  • Cコード C0037

出版社内容情報

〈生涯学習ライブラリー〉生涯学習とは何なのか。そして、生きていくために、今、なぜ必要なのか。あなたのこれからの人生を、豊かで価値あるものにするために!
20世紀の前半、大きな世界大戦を経験した教育者たちが集まり、世界の急速な技術進歩や歴史的変化に対応できる、新たな教育の姿を模索する国際会議が何度か開催された。そして1965年、「生涯学習」が提唱される。日本は80年代から生涯学習政策を採り始め、90年代以降は、ヨーロッパ、アジアの世界各国でも政策が実施されるようになる。21世紀は、市民の生涯にわたる自発的な学習が基礎となる「生涯学習社会」の時代といわれる。つまり市民は、学校時代から職場、家庭、地域で生きるために必要な学習の「力」をつけるために、何を学ぶかだけではなく、どのような実践を通じて、どんな方法で学べばよいか、そして学んだ成果をどう生活に役立てていくかということが問われる時代となっている。 長びく不況、不安定な生活、環境破壊など地球規模の問題、経済のグローバリゼーションに伴う市場競争の激化、日進月歩の技術革新…様々な暮らしの難題と向き合いながら、人生を豊かにするための生涯学習のあり方を平易に解き明かす。

内容説明

本書は、職場や家庭、学校、地域社会で、生涯にわたって学び続けようと考えるすべての人に贈る本である。基礎的な学習の力について考える人々だけでなく、生涯学習関係者、学校教員、そして、子どもたちの教育に関わる親をはじめとする大人たちなど、学びを支援する人たちの必読書である。

目次

第1部 生涯学習の基礎―若い時代に育む学習力(市民社会と基礎学力;持続する学習力をつける;メディアと関わる力;ことばの力を育む ほか)
第2部 生涯学習の発展―おとなに必要な学習力(物語る力が人を動かす;三〇歳からの読書術;概念で学ぶ力を育てる;旅の教育力 ほか)

著者等紹介

小宮山博仁[コミヤマヒロヒト]
1949年生まれ。教育評論家。ベル学院・ネットゼミ学院長。専門は教育社会学。学校外教育、学力、受験競争などに関する論文多数。塾経営を30年余り行いながら、教育書の執筆・講演活動を行う。日本教育社会学会、日本教育学会、日本教育心理学会の会員

立田慶裕[タツタヨシヒロ]
1953年生まれ。国立教育政策研究所生涯学習政策研究部総括研究官。大阪大学大学院人間科学研究科博士課程中退。日本の生涯学習に関する理論的・実証的研究を30年余行う一方、ユネスコやOECDなど国際機関の生涯学習政策の研究や実践に協力している。日本教育社会学会、日本社会教育学会、日本生涯教育学会の会員
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

香菜子(かなこ・Kanako)

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人生を変える生涯学習の力。小宮山博仁先生の著書。人生100年時代だからこそ死ぬまで勉強死ぬまで学習死ぬまで研究の姿勢が必要なのかも。年齢を重ねてから思い切って高校や大学に入学したり、大学院で研究をして修士号や博士号に挑戦してみたり。年配者がいつまでも努力して勉強学習研究するのはとても素敵なことだし、年少者にとっての何よりの模範になると思う。日本が一億総学習社会になったら素敵。2019/04/05

amm.maro

0
表題通りの本。表題を読むことでやる気が起きて来るみたいです。

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