出版社内容情報
【バルト大国を彩った国王、女王たち】北欧は白夜の国スウェーデンの激動と波乱に満ちた歴史を、歴代の国王と女王を中心にして「物語風」に描きます!年表・写真多数。
ヴァイキングの国。重武装中立国。福祉と環境政策の国。ノーベル賞の国。スウェーデンの一般的な印象はそんなところだろうか。わが国でも近年関心の高まっているこの魅力に溢れた国の歴史が、堅苦しい歴史概論でなく、物語風におもしろく読めるように描かれている。スウェーデンに関する知識と関心に、奥行きを与えてくれる1冊である。 主人公となるのは歴代の国王、女王たちである。彼らの劇的な人生、人間味溢れるエピソードが多数紹介される。たとえば、30年戦争(17世紀前半)の主役としてスウェーデンをヨーロッパの大国に押し上げたグスタフ二世アドルフ。王子として育てられ、深い教養を身につけ、デカルトを教師としてストックホルムに招いた女王クリスチーナなど。歴史と時代の波に翻弄され、ときに数奇な運命をたどった人間のドラマとしても楽しめるし、歴史を動かしたさまざまな政治・外交・国際事情も同時に学ぶことができる。
内容説明
北欧の地で繰り広げられた歴史ドラマを豊富な写真と図版で再現。
目次
第1章 独立戦争の覇者
第2章 30年戦争の英王
第3章 17世紀を駆け抜けた女王と二人の戦士国王
第4章 神々の黄昏れ
第5章 国王暗殺
第6章 流浪の国王、異郷に死す
第7章 輸入された武人国王
第8章 王権衰退期の国王たち
第9章 国民の中の国王たち
補章 隣国の王たち
著者等紹介
武田龍夫[タケダタツオ]
1928年、北海道室蘭市生まれ。中央大学法学部卒業。NHK放送記者より外務省語学留学生(ストックホルム大学留学)。外務省北欧担当官(この間、北欧向けNHK国際放送顧問)。在スウェーデン、デンマーク大使館一等書記官。宮内庁式部官。在イスタンブール総領事を経て、北海道東海大学教授(国際政治および日本外交史)。東海大学教授(北欧政治、外交および北欧社会研究)。1999年退任。現在、北欧文化協会理事長。1985年、皇太子、同妃殿下(現両陛下)北欧四ヶ国(デンマーク、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド)公式訪問随員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
中島直人
ユビヲクワエルナマケモノ
futabakouji2
g750
ホームズ