日本人は北欧から何を学んだか―日本‐北欧政治関係史入門

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日本人は北欧から何を学んだか―日本‐北欧政治関係史入門

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794805898
  • NDC分類 319.103
  • Cコード C0036

出版社内容情報

【日本-北欧政治関係史】日本人が北欧のいかなる点を学ぼうとしたのかを、時代背景となる歴史を江戸時代から現在まで整理し、共に歩んできた豊かな歴史的関係を検証!
最近日本のテレビでは北欧の風景がしばしば流れ、多くの日本人が観光や仕事や留学などで北欧を訪問するようになった。また、北欧の先進的な福祉政策、環境政策などが詳しく紹介され、人々の注目を集めている。その結果、さまざまな分野で北欧をモデルとして積極的に学ぼうという声が強まっている。この傾向は、とくに1980年代末以降、顕著になったように思われる。しかし、日本・北欧関係の長い歴史を振り返ると、日本人が北欧から学ぼうという姿勢を示したのは、これが初めてのことではない。本書はこのような日本人の姿勢をさまざまな史料、文献から拾い、日本人が北欧のいかなる点を学ぼうとしたのかを考察したものである。

内容説明

日本から見ると、北欧は地理的に遠い存在である。地図で確認するまでもなく、日本と北欧はユーラシア大陸の両端に位置し、スカンジナビア航空のコペンハーゲン行きの直行便に乗っても11時間はかかる。それにもかかわらず、最近、日本のテレビで北欧の風景がしばしば流れ、多くの日本人が観光やビジネス、留学などでこの地を訪れている。また、北欧の先進的な福祉政策や環境政策などが様々な媒体で詳しく紹介され、多くの注目を集めている。この傾向は、1980代末以降、特に顕著になったように思われる。しかし、日本と北欧の関係はこれが初めてではない。本書は、江戸時代から今日まで続く北欧との歴史的関係を検証し、今後の日本‐北欧関係をより発展させることを意図したものである。

目次

第1章 出会いから関係進展・断絶まで―第一期:第二次世界大戦終結まで
第2章 関係再開とあこがれの高まり―第二期:一九四〇年代後半~一九五〇年代
第3章 モデルとしての北欧―第三期:一九六〇年代~一九七〇年代前半
第4章 モデルから反面教師へ―第四期:一九七〇年代後半~一九八〇年代末
第5章 実務協力の進展―第五期:一九八〇年代末~現在
終章 新たな日本‐北欧政治関係をめざして

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

がんこ

0
北欧(特にスウェーデン)を理想郷、あるいは反面教師として見るような日本人との記述があるが我が身にも思い当たる節あり。 北欧に限った話ではないが、その国を断片的な見方でなくしっかりと見るためにも歴史や文化など幅広く勉強しなければならないと痛感した。2012/03/26

伊野

0
学んだのは技術や文化だけではなく、WW1のなかで大国の力をまざまざと見せ付けられた日本は、戦後復興するために北欧のイメージを用いて小国でも立ち向かえるという自信を得ようとしたのだろう。そのようにして先人が築いた北欧のイメージは自分にも受け継がれているのかなと思った。2012/01/19

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