現代国際経済の構造―覇権への挑戦

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現代国際経済の構造―覇権への挑戦

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  • サイズ A5判/ページ数 230p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784794805539
  • NDC分類 333.6
  • Cコード C0033

出版社内容情報

【覇権への挑戦】アメリカの維持政策,EUの経済統合,世界の工場・中国,日本の経済政策,多国籍企業の実態など最新動向を分析し,覇権なき未来の国際経済関係を提唱する。
20世紀の「覇権」システムを解明し、「覇権」を求めない新たな国際経済関係の形成を提起する20世紀の国際関係は、決して安定的なものではなかった。絶えざる戦争の勃発に象徴されるように、資本主義システムは不安定な要素を数多くもっていることと、その不安定さを利用するメカニズムをもっていることが明らかになってきた。その不安定さの象徴が「覇権」システムである。21世紀の 「覇権」は誰が握るのか、という問題は、新しい国際経済関係を形成する主体は何かということと同じ内容をもっている。そこで、21世紀の「覇権」はアメリカが維持するのか、EUのような地域統合体が握るのか、急速な経済発展を遂げている中国か、あるいは日本はどのような位置にあるのかを分析することが国際経済にとって重要なテーマとなっている。本書は、アメリカの国際関係における位置をはじめとして、「覇権」獲得はどのような経済主体となるのかを検討するとともに、「覇権」のない、「覇権」を求めない21世紀の国際関係形成の必要性を提起している。

内容説明

覇権国家アメリカの維持政策と、これに挑戦するEUの経済統合、将来の挑戦国家中国、世界市場を支配する多国籍企業の実態など国際経済の最新動向を解明する。

目次

1章 現代国際経済分析視角
2章 20世紀の国際経済関係―絶えざる戦争の世紀
3章 アメリカの覇権獲得と維持政策の展開
4章 EU経済統合の意義―アメリカへの挑戦
5章 発展途上国の台頭と国際関係
6章 「社会主義」社会の崩壊と中国経済改革
7章 貿易および資本移動の拡大、国際金融市場の肥大化
8章 国際経済を編成替えする巨大企業
9章 WTO体制下での日本の国際経済関係

著者等紹介

岩田勝雄[イワタカツオ]
1945年生まれ。1973年中央大学大学院商学研究科博士課程単位取得退学。1973年立命館大学経済学部助教授。1985年立命館大学教授(現在に至る)。商学博士
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