日本橋の近江商人―柳屋外池宇兵衛寅松家の四〇〇年

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日本橋の近江商人―柳屋外池宇兵衛寅松家の四〇〇年

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  • サイズ B6判/ページ数 246p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794805447
  • NDC分類 672.1
  • Cコード C0021

出版社内容情報

【柳屋外池宇兵衛寅松家の400年】江戸時代より続く柳屋に受け継がれる「三方よし」の精神とは。長期不況下の現代を生き抜く近江商人の商法と商魂を「柳屋」の歴史に見る。
日本橋通二丁目の由緒あるビジネス・センターの一角に堂々たるビルディングを持ち、近江商人としては唯一人といってよいほどの存在感を示しているのが柳屋ビルディングである。バブル経済の崩壊後の不況長期化で、近江商人の果たしてきた、果たしつつある役割と生き方は、現代を生き抜くビジネスのあり方として見直され、近江商人の商法と商魂が再評価されつつある。 筆者はこの視点に立って、日本橋・柳屋外池宇兵衛寅松家400 年の歩みを通して、近江商人の一典型としてのその商法と商魂とは何であったか、解明しようと試みた。近江商人研究としてのみならず、地方史研究の視野も入れまとめたものである。

内容説明

東京・日本橋に江戸時代より続く「三方よし」の精神。長期不況下の現代を生き抜く近江商人の商法と商魂を「柳屋」の歴史に見る。

目次

第1章 日本橋の近江商人―柳屋総本店・柳屋ビルディング
第2章 近江商人
第3章 中山道と近江商人―天びん棒かついで関東一三六里
第4章 初代外池宇兵衛正保(教意)の時代―外池家の第一期発展の時代
第5章 二代外池宇兵衛正方(正西)の時代―外池家の第二期発展の時代
第6章 柳屋油店の継承・発展
第7章 奈良屋煙草店・宇兵衛店
第8章 松野新田の開発―「外池松野新田」の由来
第9章 柳屋外池宇兵衛家の系譜と展開―蒲生町商人
第10章 地域社会・ふるさとへの奉仕―外池宇兵衛家四〇〇年の歴史的遺産

著者等紹介

蝦名賢造[エビナケンゾウ]
1918年、青森県平内町に生まれる。1941年12月、東京帝国大学経済学部繰上げ卒業。第1期海軍兵科予備学生として太平洋戦争に参加、海軍大尉。801海軍航空隊通信長。戦争体験「海軍予備学生」、「最後の特攻機―覆面の総指揮官宇垣纏」(中公新書)、「太平洋戦争に死す―第十四期海軍飛行専修予備将校の生と死」などの記録がある。1945年末、巣鴨経済専門学校教授・北海道大学予科・教養部講師。その後北海道総合開発委員会事務局次長として戦後北海道総合開発第1期・第2期長期計画の立案にあたる。その後、学界に移り、北海学園大学経済学部教授、開発研究所長、北海道都市学会会長など歴任。以来、独協大学経済学部教授、教務部長、図書館長を経て、独協中学校・高等学校校長を兼任。独協学園理事。川村学園女子大学講師。現在、独協大学名誉教授。巣鴨学園理事。経済学博士。日本文芸家協会会員。日本キリスト教会柏木教会会員
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