自転車は街を救う―久留米市学生ボランティアによる共有自転車の試み

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自転車は街を救う―久留米市学生ボランティアによる共有自転車の試み

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  • サイズ B6判/ページ数 212p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794805416
  • NDC分類 685.8
  • Cコード C0036

出版社内容情報

【久留米市学生ボランティアによる共有自転車の試み】排気ガス抑制,リサイクル,放置自転車問題の解決,都市の再生…街を蘇らせる実践の記録。ヨーロッパの事例も紹介。
本書は、福岡県久留米市で始まった学生ボランティアによる取り組みの記録である。学生たちが市民に提供する共有自転車は「水色の自転車」と名づけられている。駅前などから撤去された放置自転車を市からもらいうけ、水色に塗って市内の各所に配置する。水色は市内を流れる筑後川をイメージしている。運営に必要な資金は、企業をまわって、水色の自転車に広告をつける条件でスポンサーになってもらい、集める。これがうまくいけば、交通渋滞の緩和にもなり、環境にも良く、放置自転車の問題解決にも役立つ。一石何鳥もの効果が期待できる。しかしいざ実行してみると、水色の自転車に鍵がかけられ私有されたり、乱暴に扱われ放置されるなど悪戦苦闘である。駅前の放置自転車に困っている方はぜひご一読を。

内容説明

自動車に重点をおいた都市交通対策を改め、都心を魅力ある空間にして活力を取り戻すには、人間の力で動く合理的な乗り物、「自転車」を利用しない手はない。オランダやデンマークでは、誰でも自由に利用できる共有の自転車を、バスや市電と同等な公共交通手段として位置づけている。日本でも、いくつかの地域でこうした試みが始まっている。本書は、福岡県久留米市で始まった学生ボランティアによる取り組みの記録である。

目次

第1章 その名も「水色の自転車」―環境にやさしい街を求めて(「水色の自転車」誕生の背景;自転車と久留米市を考える ほか)
第2章 「久留米」と「自転車」の話(元来、久留米市は「自転車の街」だった;久留米市の自転車事情 ほか)
第3章 ヨーロッパ視察―「自転車にやさしい街づくり」に出合う(オランダ―自転車保有率・国民一人に一台の国;ドイツ;イギリス)
第4章 「水色の自転車」運動は進化する(二年目の活動、新体制でスタート;水色の自転車はレンタサイクルではない ほか)
第5章 「自転車と環境にやさしい街づくり」―シンポジウム記録