出版社内容情報
【「岡谷モデル」の模索】東洋のスイスと言われた精密機械工業の集積地,長野県岡谷市。70年代の産業構造調整の経験から,果敢な海外進出に挑んできた地方小都市の活力を究明。
内容説明
東洋のスイスといわれた精密機械工業の集積地岡谷が、70年代の産業構造調整に直面し、カメラ・時計からの転換、果敢な海外進出、新たなネットワークで危機突破に挑戦する企業と行政の姿を究明する。
目次
序章 地方工業都市の現在
第1章 工業集積の特質
第2章 岡谷工業の地理的展開
第3章 岡谷の地理的ポテンシャル
第4章 就業構造と人的資本の特質
第5章 新たな方向に向かう中小企業
第6章 アジア展開に踏みだす中小企業
第7章 岡谷地域における中小企業ネットワーク
終章 地方工業都市の未来
著者等紹介
関満博[セキミツヒロ]
1948年生まれ。1976年成城大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在、一橋大学大学院商学研究科教授、経済学博士
辻田素子[ツジタモトコ]
1964年生まれ。1988年京都大学大学院文学研究科修士課程修了。現在、一橋大学大学院商学研究科博士課程
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