ラテンアメリカ世界を生きる

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  • サイズ A5判/ページ数 338p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784794805171
  • NDC分類 302.55
  • Cコード C0030

出版社内容情報

ラテンアメリカの多様性に即し,現地の人々の生の姿を鮮やかに伝える地域研究の入門書。人間の移動によって生じた新たな社会,文化,権力構造等を18人の気鋭の研究者が執筆。
本書は、日本のラテンアメリカ研究者のみならず、大学生や一般の読者を対象に、ラテンアメリカ地域で暮らす人びとの生きた姿を描く初めての試みである。 したがって、それぞれの章を担当する筆者は、それぞれの専門領域や地域に特徴的かつ親しみやすい題材を選び、文章もわかりやすい表現を使用するのに努めた。

内容説明

ヨーロッパ人の征服・植民に始まる社会変容、固有の政治権力構造、新しい時代のネットワーク、うわさや文学に凝縮されたイメージの力―地域や分野の枠を超えた4つのテーマで、生々しい人間社会の現実に迫る。人間を主人公にした地域研究のアンソロジー。

目次

第1部 生成・変容する世界(新世界に富と故郷を求めて―16世紀スペイン人入植者とクリオーリョ社会の形成;異文化間の接触と変容―植民地期パラグァイにおける改宗先住民の生活;奴隷と女の間―19世紀リマ身分制社会の一側面;入植・自然保護・観光―ガラパゴス史における人と自然;ライオンの行進、シスタの進言―変貌するラスタファリアン;信仰を芸術する人びと―プラジルの「カトリック離れ」とパーフェクトリバティー教団信者)
第2部 権力をめぐる世界(民衆の帰依と裏切り―20世紀フォロワーシップの政治学―空転する民主政治―1998年アヤクチョの地方選挙にみるペルー政治の実像;抵抗の政治学―カシケを支える大衆の政治論理)
第3部 ネットワークの作る世界(小さな国の敗れざる人びと―この20年のニカラグアを回顧して;「静かなる革命」の担い手たち―チリにおけるシカゴ・ボーイズ;パンパの国の暮らしと保障―アルゼンチンの高齢者;移民の家族ステラジー―メキシコ日系2世の労働と教育)
第4部 映し出された世界(25年目の断罪―ラテンアメリカの独裁者を裁くスペイン;2つの旗―ペルーの反政府組織とその世界認識;テロ・軍隊・他者表象―センデロ・ルミノソ活動下アヤクチョのピシュタコのうわさ;文学作品に描かれた自画像―アメリカ本土在住プエルトリコ人のアイデンティティ;複数の美の存在とその追憶―ブラジルにおける人体美)

著者等紹介

遅野井茂雄[オソノイシゲオ]
南山大学外国語学部教授、ラテンアメリカ研究センター長兼任、ラテンアメリカ政治。「ラテンアメリカ」(共著、1999年)、「図説ラテンアメリカ」(共編著、’99年)、「現代ペルーとフジモリ政権」(’95年)

志柿光浩[シガキミツヒロ]
東北大学言語文化部助教授、ラテンアメリカ・カリブ地域研究および言語教育論。共著に「世界各国史 ラテンアメリカI―メキシコ・中央アメリカ・カリブ海」(1999年)

田島久歳[タジマヒサトシ]
城西国際大学人文学部助教授、歴史学・南部ラテンアメリカ史

田中高[タナカタカシ]
中部大学国際関係学部教授、国際関係論・中南米地域研究。著書に「日本紡績業の中米進出」(’1997年)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

柳瀬敬二

2
大人数の研究者がこれまでの成果をまとめた本ということもあり、内容はラテンアメリカが舞台という点以外は全てバラバラ。ラテンアメリカのポピュリズム的政治を論じた章もあれば、アメリカ在住のプエルトリコ人文学や、果てには女性の肉体美に関する研究まである。文化史の概説のようなものを期待すると肩透かしを食うかもしれないが、楽しく読める。2014/05/22

oyatsudoki

0
勉強用。読みたかったテーマとは違ったけれどブラジルのPL教団の話が面白かった。2012/07/01

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