公共事業を考える―市民がつくるこの国の「かたち」と「未来」

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公共事業を考える―市民がつくるこの国の「かたち」と「未来」

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  • サイズ A5判/ページ数 344p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784794805102
  • NDC分類 510.921
  • Cコード C0036

出版社内容情報

【市民がつくるこの国の「かたち」と「未来」】どうして造るのか!公共事業の政治的な利用を排し,「行政+住民」で公(パブリック)を形成して意思決定しうる市民層の確立を説く。
20世紀、科学技術は万能で、自然さえも制御できると思い込んだ。だから、自然に対する畏敬の念を失い、自然を征服しようとした。21世紀、傲慢な人間の行為を容認できるほど、自然はもはや豊かではない。2000年度末で国と地方を合わせ645兆円の借金となる財政には、地域の雇用確保や政治家のメンツ、官僚の天下り先確保のための公共事業といった野放図に拡大再生産されていく公共事業を許すほどの余裕がない。政治家や官僚のための公共事業から地域のための公共事業へ。新たな意思決定の仕組みを確立するために私たち(市民層)がすべきこととは。

内容説明

どうして造るのか?公共事業の政治的な利用を排し、「行政+住民」で公(パブリック)を形成して意思決定ができる市民層の確立を目指す。

目次

第1章 長良川から吉野川へ―河川行政の転換(吉野川可動堰を止めろ;長良川河口堰運用から五年;ダム事業審議委員会;河川行政の新たな展開)
第2章 猫の目行政の果てに―道路と干拓と空港(曲がり角の道路行政;農道、林道、北海道;運輸行政)
第3章 変わるか公共事業―省庁再編と地方分権を中心に考える(中央省庁再編;地方分権;説明責任(アカウンタビリティ)の向上
公共事業と経済、政治
二一世紀の公共事業のあり方)

著者等紹介

諏訪雄三[スワユウゾウ]
1962年兵庫県明石市生まれ。上智大学外国語学部英語学科卒業。1984年に共同通信社に入社。北海道、大阪の支社局を経験、現在は本社内政部で環境問題と公共事業問題を主に担当する。1994年9月から1年間、ワシントンDCの「環境保健センター」で米国の環境事情を取材した。著書に『山を歩けば』(共同通信社、共著、1995年)、『アメリカは環境に優しいのか』(新評論、1996年)、『増補版 日本は環境に優しいのか』(新評論、1998年)、『地球温暖化防止をめぐる法と政策』(有斐閣、共著、1999年)、『20世紀・未来への記憶』(共同通信社編、洋泉社、共著、1999年)など
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。