ミレニアムの歴史―ヨーロッパにおける終末のイメージ

個数:

ミレニアムの歴史―ヨーロッパにおける終末のイメージ

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

  • サイズ B6判/ページ数 349p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794805034
  • NDC分類 230
  • Cコード C0022

出版社内容情報

ミレニアム(千年紀)という言葉は、西洋キリスト教世界では単に年数を示すだけでなく、「世の終わり」に対する恐れと期待に満ちた〈幻影〉を意味した。 著者は本書において、キリスト誕生以来2000年の歴史の中で、西洋の人々が「世の終わり」への恐れや期待をいかにイメージし、社会に混乱が生じた場合に「世の終わり」についての予言や噂がいかにとびかったかを、歴史、宗教、思想、魔術や占星術などの様々な文献を駆使して語っている。 そして、地球環境破壊や核問題、モラルの低下等、新たな千年紀に人類が直面している今日的な「世の終わり」の幻影に過去との共通性を探り、これに冷静に対拠するよう促している。

内容説明

ミレニアム(千年期)という言葉は、西洋キリスト教世界では単に年数を示すだけでなく、「世の終わり」に対する恐れと期待に満ちた〈幻影〉を意味した。著者は本書において、キリスト誕生以来2000年の歴史の中で、西洋の人々が「世の終わり」への恐れや期待をいかにイメージし、社会に混乱が生じた場合に「世の終わり」についての予言や噂がいかにとびかったかを、歴史、宗教、思想、魔術や占星術などの様々な文献を駆使して語っている。そして、地球環境破壊や核問題、モラルの低下等、新たな千年期に人類が直面している今日的な「世の終わり」の幻影に過去との共通性を探り、これに冷静に対拠するよう捉している。

目次

第1章 ある噂の歴史(はじめに、『ヨハネの黙示録』とは;御怒りの日、ヤーウェの日;キリスト教の黙示録;終末的ムード ほか)
第2章 “紀元1000年の恐怖”の真実と虚偽(ドラマの証人と作者;歴史家、ラウル・グラベル;他の歴史家、修道士リシェ;権力者たち ほか)
第3章 2000年をめぐる不安の数々(2000年をめぐる不安の数々;永遠に尽きない不安;2000年の予言者たち;魚座の時代から水瓶座の時代へ ほか)

著者等紹介

クレベール,ジャン・ポール[Cl´ebert,JeanPaul]
1926年パリ生まれ。学業を終えると自由な遍歴生活に入り、日本を初めとしてアジア諸国に滞在した。1950年頃から文筆活動を開始し、現在に至るまで75冊の著書を刊行している。そのジャンルは小説、エッセー、伝記、哲学、歴史(とくに古代・中世史)、絵画論、図像学などきわめて多岐に及んでいる。現在はプロヴァンスの寒村オペードに住み、そこから離れることなく執筆活動に専念している。主著は、文学者協会賞(le Prix de la Soci´et´e des gens de lettres)を受賞した。『ルイーズ・コレ、あるいはミューズ』(Louise Colet ou la muse,Presses de la Renaissance,1986年)。『芸術家の妻たち』(Femmes d’artiste,Presses de la Renaissance,1989年)。『ノストラダムス』(Nostradamus,Edisud,1993年)など

金野圭子[コンノケイコ]
1965年、神奈川県生まれ。ヨーロッパ中世史専攻。現在、東京純心女子中学・高校教諭

北村直昭[キタムラナオアキ]
1971年、兵庫県生まれ。ヨーロッパ中世文化史専攻。現在、上智大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程在学中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yanapong

0
“世紀末”がいかにして“終末”となったか。現代にも息づくキリスト教的終末観を詳述する。2011/10/21

rivaner

0
難しい。ほとんど頭に入らなかった。キリスト教というものを本質的に理解していないので基本的にヨーロッパ圏の終末思想というものがわかりません。が、終末という奇跡の対極にあるものを宗教(キリスト教)は上手に利用し続けているのだなと漠然と思いました。私にはここら辺がこの本の理解の限界でした・・・。2011/09/23

蘇芳

0
2000年問題でごたごたしてましたが1000年前はそれどころではなかったw西暦使ってるからこうなるんですけど。2008/02/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1651198
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。