女の身体、男の視線―浜辺とトップレスの社会学

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女の身体、男の視線―浜辺とトップレスの社会学

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  • サイズ B6判/ページ数 348p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794804914
  • NDC分類 367.9
  • Cコード C0036

出版社内容情報

【浜辺とトップレスの社会学】何気ない視線の交わし合いが人間の行動心理に与える決定的影響力とは。自由な真夏の浜辺に浮遊する,さまざまな規律・排除・抑制のメカニズム!
ヨ-ロッパの浜辺ではすでにありふれた光景となったトップレス。女性が裸の胸を見せるというこの行為は、女性解放運動と何か関係があるのだろうか?この行為は、個人主義が極端にまで推し進められた結果でてきたもので、だから他人の目などどうでもいいというものだろうか?自由になる、自然に帰る。トップレスと聞いて、ざっとこんな思いが頭に浮かぶ。ところが、この行為は見かけほど自由でも自然でもないと著者は言うのだが……。トツプレスになるという行為は、自由・解放とは反対の、さまざまな規律・排除・抑制のメカニズムによって成り立っているのだ。そして、こうした規律が内面化され、身体化されるまでには、視線が重要な働きをしていることが明らかにされる。ジャン=クロ-ド・コフマン国立科学研究所(フランス)所属の社会学者であり、パリ大学の教授でもある。日常生活の何気ない行為や現象をとりあげ、調査し、分析する。「日常生活の社会学者」と呼ばれ、著作はすでに120冊におよぶ。

内容説明

真夏の浜辺に浮遊する自由と規律のメカニズム。何気ない視線が人間行動に与える決定的影響力。

目次

第1部 裸体と日焼け(身体の解放の歴史;日焼け;トップレス)
第2部 動作の抑制(匿名の身体;裸体の年齢;ゲームのルール ほか)
第3部 女性の三つの身体(ありふれたこと;性的な要素;美しさ ほか)
第4部 浜辺の鋪石(寛容;不寛容;のびやかさ ほか)

著者等紹介

コフマン,ジャン=クロード[Kaufmann,JeanClaude]
1948年4月12日、フランスのルマンに生まれる。国立科学研究所(CNRS)所属の社会学者。パリ・ソルボンヌ大学の教授でもある。洗濯もの、玄関のドアの閉めかたなど、日常生活の一見単純に見える行為を取りあげて調査し、その行為を成り立たせている複雑なメカニズムを解明する。「日常生活の社会学者」と呼ばれ、著作はすでに120冊におよぶ
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感想・レビュー

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coaf

4
図書館で見つけた。トップレスの研究なんて魅力的じゃないか。フランスではトップレスが一般的になっているらしい。羨ましい限りだ。自由を主張するために女性たちはトップレスを選ぶが、そこには不文律の厳格なルールが存在する。胸が大きかったり、垂れている人、おばさんのトップレスは歓迎されないばかりか、時には非難の対象となる。日本では脚の露出に近い感覚があるだろう。テーマは面白いが、肝心の中身は今ひとつ。2013/05/10

Tsuku

0
身体の解放、自由の象徴となっているはずのトップレスにも、それを行うか否かには結構な暗黙のルールがあったりするんだと言うのは、物事のイメージとその実情は必ずしも一致しないんだなという事を考えさせてくれる。「他人の視線なんて気にしないわよ!」というのがトップレスの本義なのに、周りで何人やってる人が居るのか確認してるようじゃ本末転倒じゃないか。結局人は視線からは逃れられないのか。2014/11/30

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