出版社内容情報
徒歩旅行の第一人者である著者が少年たちと歩いた距離は12年間で約6000km。ザックを背負い野宿をし,自分の身体と心を頼りに歩いた,ガイドブックにない旅の魅力を語る。
教科書も教室もない学校とは…。カントリ-ウォ-カ-の第一人者である著者が少年少女と歩いた距離は12年間で約6000km。行く先々で話題になったこのグル-プ、その名も「千里道場」。ザックを背負い野宿し、自分の身体と心を頼りに歩いた、ガイドブックにはない自分たちだけの徒歩旅行の記録である。徒歩旅行を通して、時代の閉塞間の中、自分を解き放つのは結局自分でしかないことが分かってくる。見えないものから解き放たれたときに初めて見えるものがある。それにはまず自立することが必要だ。「歩く」旅の極意がそこにある。37年間にわたる旅人活動を行う著者のゆるぎないメッセ-ジである。
内容説明
教科書も教室もない学校とは…。徒歩旅行の第一人者である著者が少年たちと歩いた距離は12年間で約6000km。行く先々で話題になったこのグループ、その名も「千里道場」。ザックを背負い野宿をし、自分の身体と心を頼りに歩いた、ガイドブックにはない自分たちだけの旅の記録。そして、後半では、徒歩旅行の源流であるヨーロッパ事情を盛り込みながら、その魅力を語る。37年間にわたる旅人からのメッセージ。
目次
第1章 自分の羅針盤をもとう
第2章 やまさんの千里道場物語―さまざまな体験をバネにして、たくましく、そしてやさしく
第3章 千里道場を終えて―子どもたちは何があっても自分の力で進んでいける
第4章 ヨーロッパにたどる徒歩旅行の源流
第5章 だから、何があっても徒歩旅行を続ける
第6章 甦れ、ふるさとの歩く道