出版社内容情報
【工業団地のサバイバル戦略】国際化時代の「モノづくり」拠点は今後どうあるべきか?国際化・バブル崩壊が理由で様変わりした地域振興を工業団地という視点で捉え直す。
内容説明
本書は、環境変化の波を最も大きく受け、地域の産業拠点としての役割を担ってきた工業団地に光を当て、その実態や政策的課題を明らかにしつつ、「大競争時代」に向けての工業団地のあり方を模索したものである。我が国の工業団地および工業団地政策実態と評価はもちろんのこと、工業団地の源である英国での新たな動向や、アジア諸国における工業団地の実態も明らかにし、我が国の「モノづくり」拠点形成に何が必要なのかを分かりやすく述べる。
目次
序章 工業団地と自治体の地域振興
1章 工業団地の現況とそれを取り巻く環境
2章 英国におけるビジネス・ゾーン展開の現実と評価
3章 日本の産業政策と工業団地開発
4章 地域格差と工業立地・工業団地
5章 企業の国際戦略と大都市圏工業団地
6章 国際分業の進展と地方圏工業団地
7章 アジアの工業団地と日系総合商社の開発手法
8章 マレーシアの工業団地と日系企業の進出
終章 大競争時代の「モノづくり」拠点をめざして