出版社内容情報
【社会科学の自由主義的転換の構想とその時代】シュッツ理論の生成過程をウィーンの政治・文化・思想史の流れの中で解説。社会科学の理論書を遥かに超えた大著!
内容説明
1920年代ウィーン音楽の都は、民主主義をめぐる熱い議論の都となった。シュッツ理論の生成過程をウィーンの政治・文化・思想史の流れの中で解読した大著。
目次
第1部 社会技術をめぐる論争とその時代
第2部 20年代ウィーンの社会学思想の主潮流―新カント主義的マルクス主義による社会的世界の構成問題とその結末
第3部 シュッツによる転換の試み―社会的世界の構成理論の構想
第4部 隠喩としての自由主義