出版社内容情報
【初期エトガー・バウアー研究(1842-1849)】ヘーゲル左派の理論家バウアーの思想形成の分析を通じて,近代の実現とその揚棄という社会思想史上の重要課題に光を当てた野心作。
内容説明
ヘーゲル左派の理論家エドガー・バウアーの思想形成の分析を通じて、近代の実現とその揚棄という社会思想史上の重要課題に光を当てた、注目の野心作。
目次
第1部 初期エトガー・バウアー研究(1842―1849年)(ヘーゲル左派としての自己形成;近代国家の揚棄―私的所有を超えた政治的公共性;社会変革の主体の模索―1843年から1844年までの思想形成過程;純粋批判の受容視角の異相と独仏啓蒙主義研究の意義;政治化を通じた政治なき社会の実現―エドガー・バウアーとベルリン・1848年革命)
第2部 文献目録