出版社内容情報
【ルーツなくしては人も花も生きられない】国際NGOの先進的経験の蓄積によって提起された問題点を通し,「援助大国」日本に最も欠けている情報・ノウハウ・理念を学ぶ。
内容説明
「援助大国」日本に最も欠けている理念、情報、ノウハウ。国際貢献の在り方を問い直す根本的視座。先進的国際NGOからの報告と提言。
目次
第1部 「野蛮人」に出会ったプロメテウス(開発モデルの破綻;等閑にされた文化の次元;発展の母体としての土着文化;原動力としての文化;開発はトロイの木馬か)
第2部 低開発と過剰開発(主体の喪失;豊穣の中での人間性の喪失;第三世界が西欧を援助する?;異文化間の連帯)
第3部 新しい開発プロジェクトの試み(全方位的調査・研究;文化の保護と適応;連帯から当惑へ;わだちを抜け出すために)
第4部 諸民族の異文化権(アーシュラムでの対話;ロメ協定3)