出版社内容情報
企業からの一方的な受け手になっている消費者に,商品の真の姿,消費者主体の回復を提示。消費者行動の具体的な事例の検討を通して企業と消費者とのよりよい関係を目指す。
内容説明
効率性の追求と利潤の獲得が至上命題になっている今日の企業活動は多くの歪みを生み出し、その企業活動の結果が市場に氾濫する商品である。本書は、消費者が企業側の一方的情報の受け手から脱却し、真の商品知識を持ち、消費者主権回復の道を提示した異色作。
目次
第1章 人間の尊厳
第2章 社会の発展
第3章 経営の概念
第4章 経営学と消費者
第5章 企業活動とマーケティング
第6章 消費者の権利と製造物責任
第7章 日米企業のマーケティング比較―日本企業の強さの源泉
第8章 商品問題
第9章 商品としての薬
第10章 消費者運動と生協活動