野戦病院でヒトラーに何があったのか―闇の二十八日間、催眠治療とその結果

個数:

野戦病院でヒトラーに何があったのか―闇の二十八日間、催眠治療とその結果

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年04月25日 08時23分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 325p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794222107
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0022

出版社内容情報

「目立たない卑屈なやつ」がなぜ急に「憎悪を吐き散らす政治的暴君」に変身したのか。二十世紀最大のミステリーに挑む。ヒトラーは1918 年10月第一次大戦末期ベルギー戦線で毒ガス攻撃に遭い失明し、ドイツ東部のパーゼヴァルク野戦病院に収容される。そこで精神医学の権威エドムント・フォルスター教授に催眠治療を施され回復した。
戦争が終わりミュンヘンに現れたヒトラーは以前の「卑屈で目立たない」男ではなく、異様な目の光を持った政治家・大衆煽動者に変貌していた。
パーゼヴァルクの28日間に何があったのか。独裁者を誕生させた決定的瞬間に光を当て、これまで多くの歴史書が見逃してきた20 世紀最大のミステリーを解き明かす。

■米軍の秘密報告書に書かれていたこと
■ヒトラーを救った精神科医フォルスター
■野戦病院での患者ヒトラー
■フォルスター手記をもとに書かれた小説『目撃者』
■催眠療法の後遺症
■フォルスターの患者が首相になった
■フォルスターと二人の将軍の暗殺
■隠蔽されたヒトラーの診断書
■その後のパーゼヴァルク……ほか

ベルンハルト・ホルストマン[ベルンハルト ホルストマン]
著・文・その他

瀬野文教[セノフミノリ]
翻訳

内容説明

ヒトラーは1918年10月第一次大戦末期ベルギー戦線で毒ガス攻撃に遭い失明し、ドイツ東部のパーゼヴァルク野戦病院に収容される。そこで精神医学の権威エドムント・フォルスター教授に催眠治療を施され回復した。戦争が終わりミュンヘンに現れたヒトラーは以前の「卑屈で目立たない」男ではなく、異様な目の光を持った政治家・大衆煽動者に変貌していた。パーゼヴァルクの28日間に何があったのか。独裁者を誕生させた決定的瞬間に光を当て、これまで多くの研究書が見逃してきた歴史のミステリーを解き明かす。

目次

伝説の誕生
アメリカからの秘密報告によって明るみに出た新事実
ヒトラーを失明から救った精神科医エドムント・フォルスター
一九一八年十月十四日、ヒトラー、トラウマにより失明
パーゼヴァルク野戦病院におけるヒトラー
毒ガスによる失明は仮病だったのか
ヒステリー症状、失明、催眠
フォルスターの手記をもとに書かれたエルンスト・ヴァイスの小説『目撃者』より
『目撃者』を解釈する
精神療法医ハイディ・バイティンガーによるヒトラーの心理鑑定
催眠療法の後遺症
ヒトラーが見た“幻覚”とは
フォルスターの患者が首相になった
フォルスター暗殺命令
消された将軍たち
フォルスターの弟、定年をまえに解雇される
その後のパーセヴァルク
フォルスター手記の足取り

著者等紹介

ホルストマン,ベルンハルト[ホルストマン,ベルンハルト] [Horstmann,Bernhard]
1919‐2008年。ミュンヘンに中産階級の子弟として生まれる。第二次大戦では国防軍の将校として従軍、大戦末期に反ヒトラー運動に連座して逮捕、釈放ののち最後のベルリン攻防戦に参加、ソ軍に抑留後、1946年9月に解放。戦後は法律家、ミステリー作家として活躍

瀬野文教[セノフミノリ]
1955年東京生まれ。北海道大学独文科修士課程卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tama

6
図書館本 宣伝文に魅かれた~ 何があったか、は読んでください。飛ばさずにちゃんと読んだが、こういう内容だとどうしても「はずだ」が増えてしまうし、いかんせん記録資料がなくなってるのが多くて著者の考えに都合のいい採り上げになってる感が強い。しかし、確かにサイコパスに、自分こそ正義、奇跡が起こせると思い込ませたらそりゃあなんでも怖いものなしでやっちゃうだろうなぁ。2018/01/03

Ted

6
'16年6月刊。○ヒトラーの半生は絵描き志望の冴えない青年にすぎなかったが後に総統としてドイツを根こそぎ巻き込み世界を破滅と混乱に陥れるまでなったのはなぜか。その鍵は失明から回復するまでの数日間行われたある治療にあるという。サイコパスという語が当時あったのか疑わしいが面白い仮説ではある。ヒトラー研究は汗牛充棟だがネタは尽きないものである。盲点だった催眠という切り口で豹変後のヒトラーを解釈すると、その後世界が蒙らねばならなかった甚大な犠牲に思わず気が遠くなる。マインドコントロールは人知が及ばぬパンドラの箱。2016/10/06

turutaka

1
どこまで本当なのだろうか。まるでフィクションのような仮説立てから進んで行くヒトラーが精神異常者であったという実証作業。通読しても本当かどうか判別できない。いや、かりにヒトラーが精神異常者だったとしよう。そんな異常者にドイツが、いや世界が振り回されて膨大な命が奪われた。恐ろしすぎる話だ。2018/04/11

ken

1
歴史の謎は、以外とこんなことに原点があるのかもしれない。2016/12/22

ドント

1
1918年、ヒトラーは毒ガスで失明し入院。しかしそれはガスのせいではなくヒステリーのためであり、そこで施された心理的治療のせいで彼は「独裁者」となっていったのではと語るノンフィクション。ヒステリー云々は米国の報告書にあるが、心理的治療に関しては「治療した医師から手記を手渡された作家による小説」をベースに推測に推測を重ねている。小説はどこまで手記を参考にして書かれているのか?その検証の仕方は甚だ雑駁で、おまけにこの“小説”を精神療法医に分析させる有様。砂上の楼閣である。数多のヒトラー神話のひとつに過ぎない。2016/09/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11029876
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。