内容説明
身体の呼吸を活かした「型」で誰でも瞬時にもっとも的確な行動ができる直観力と身体力が備わる。いにしえから日本人が培ってきた「型」に立ち返ることでスポーツのみならず、あらゆる局面で時間や距離を制圧して、内面の力を発揮することができるのだ。六百年の伝統をもつ古伝空手、宇城師範の明快で深遠な教え、その言葉の数々によって秘められた可能性が開花する。今の自分を変えたい、現状を打破したい人必読。
目次
序章 人生のすべてに通じる“極める”という次元
第1章 「宇城流」ふたつの基本原理―「意識の世界」を超える“無意識の世界”
第2章 身体で感じる次元へ―「頭で考える」から“身体で感じて動く”への転換
第3章 絶対的な“基準”を持つ―基準をなくした国の悲劇
第4章 日本の伝統を科学する―武術が教える、身体の次元
第5章 統一体で生きる―相手を捉える、相手に入る次元
終章 戦わずして勝つ―日本人が最も力を出せる“調和融合”の境地
著者等紹介
宇城憲治[ウシロケンジ]
心道流空手道範士八段、全日本剣道連盟居合道数士七段。1949年、宮崎県生まれ。1986年、由村電器(株)技術研究所所長、1997年、加賀コンポーネント(株)代表取締役。エレクトロニクス分野の技術者として、ビデオ機器はじめ衛星携帯電話などの電源や数々の新技術開発に携わり、数多くの特許を取得。また、経営者としても国内外のビジネス界第一線で活躍。一方で、厳しい武道修行に専念し、まさに文武両道の日々を送る。現在は徹底した文武両道の生き様と武術の究極「気」によって人々の潜在能力を開発する指導に専念
小林信也[コバヤシノブヤ]
1956年、新潟県長岡市生まれ。作家、スポーツライター。慶應義塾大学法学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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