日本統治時代を肯定的に理解する―韓国の一知識人の回想

個数:

日本統治時代を肯定的に理解する―韓国の一知識人の回想

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年05月22日 09時30分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 301p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794217752
  • NDC分類 289.2
  • Cコード C0022

内容説明

1926年、朝鮮・京城(現ソウル)で生まれ、終生、韓国の民主化を追求しつづけた1人の知識人が、20歳で終戦を迎えるまでの日本統治下での青春の日々を回想。開明的な祖父や学生時代の恩師の思い出とともに、創氏改名、独立運動の実際を、驚くほど率直、公正な筆で綴る。そこから浮かび上がってくるのは、現代化し始めた京城の、おっとりとした街の佇まいのなかで営まれる穏やかな日常であり、それは「虐政を施された植民地朝鮮」という一般通念から想起される光景とはかけ離れたものだったのである。戦後教育によってつくられた、日韓合併に対する一面的な見方を克服し、肯定的側面を直視することこそ、真の日韓親善に繋がると信じて書き遺された、渾身の一冊である。

目次

序に代えて 朝鮮の文明開化に貢献した日本
1 日帝時代、僕自身の体験(京城の街、日本人のお医者さん;家族たちの肖像;僕の学生時代)
2 日帝時代とは何だったのか(創氏改名の実際;志願兵と徴兵制度の受けとめ方;三人の日本陸士出身者のこと ほか)
解説 行き過ぎた反日は韓国自身を害する(朴贊道)

著者等紹介

朴贊雄[パクチャンウン]
1926年ソウル生まれ。45年旧制京畿中学校卒業。54年ソウル大学法学部、64年ニューヨーク大学行政大学院卒業。51~54年陸軍通訳将校、56~61年京畿高校、延世大学講師、69~75年徳成女子大学、仁荷大学副教授。75年カナダ移住。76年韓国民主社会建設協議会を設立、77~80年、82~86年同会会長をつとめる。87~88年トロント韓人会会長。2006年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Isamash

18
1926年ソウル生まれ、ソウル大・ニューヨーク大で学び1975年カナダ移住のパク・チャンウン(2006年死亡)が著者。1999〜2005年日本語で書いた文章をまとめたものとか。正直執筆動機は不明。まあ日本の出版社に強く依頼されたということか。内容的にも、自分は日本統治時代にあまり差別や嫌な経験がなく、北朝鮮政権の酷さが強調されているが、カナダからの意見ということもあってか、表面的な感じ。祖父は中央大で父も日大入学とのことで、新日的家族ということもあって一般的な韓国知識人ではなく、期待した著作ではなかった。2023/07/28

Masahiro

6
日本統治時代の朝鮮で青年期を過ごした韓国人の著者が、その経験を語った書。創氏改名の実態など日本統治の功罪を客観的に語っている。書には日本人の恩師との手紙のやり取りも記されており、心打たれるものがある。本の紹介に「(日韓合併の)肯定的側面を直視することこそ、真の日韓親善に繋がると信じて書き遺された、渾身の1冊である」とあるが、まさにその通りで、日本統治下の朝鮮を語るなら読んでおきたい1冊。著者は5年前に路上強盗に襲われ、その怪我が元でお亡くなりになられた。ご冥福をお祈りしたい。2011/03/16

きいち

4
時代を生きてきた人にしかわからない空気感をまとった文章。日本を好意的に書かれておりありがたいです。すべての韓国人が心かから反日ではないと思いたい。2012/08/28

nakagawa

1
少し衝撃的な内容である。韓国人のパクチャウンさんという人が書いた本です。日本占領期に過ごした韓国人が書いた本ですからかなり、信憑性は高いです。日本人も必ず読むべきだと思う。2017/03/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/646147
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。