内容説明
努力は必ずしも報われないし、運だけでは成功は続かない。努力と運とを結びつけるもの、それが「加速力」だと著者は言う。ここぞという瞬間に向けて集中し、達成できれば速度を落として地力を蓄え、次の機会に向けて徐々に加速していく。人生や仕事のさまざまな局面に応じて、注ぎ込むエネルギーを緩急自在にコントロールする力。それが「加速力」だ。著者が自身の経験則から導き出した「加速のコツ」の数々、いろんな場面で活用できるシンプルで効果的な法則をここに全公開。
目次
はじめに 「加速の快感」が成功を引き寄せる
第１章 加速力が人生に「メリハリ」をあたえる
第２章 加速力をあやつる「コツ」がある
第３章 「人間関係」が加速力のテコになる
第４章 「集中」でその仕事はもっと加速できる
第５章 「逆境」こそ加速力の最大のエネルギー源
第６章 「環境」をつくれば加速力はアップする
著者等紹介
齋藤孝［サイトウタカシ］
１９６０年、静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て、明治大学文学部教授。専攻は教育学、身体論、コミュニケーション技法。『宮沢賢治という身体』（世織書房）で宮沢賢治賞奨励賞、『身体感覚を取り戻す』（ＮＨＫブックス）で新潮学芸賞を受賞。『声に出して読みたい日本語』（毎日出版文化賞特別賞）その他著書多数。ＮＨＫ教育テレビ「にほんごであそぼ」総合指導。小学生向けの私塾「齋藤メソッド」、教師の会「齋藤メソッド教師セミナー」を主宰（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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チャー
4
氏の著書はわかりやすくこれまで何冊か読んだが、本書もとても参考になった。加速力に焦点を当てて仕事に取り組む際の考え方が記されている。加速せざるを得ない環境を作ることで、自分の勢いが衰えてきた時も流れを止めないというのは参考になった。また、やる気がない時には、落ち着いて周りを見直す、点検するというのも勇気づけられた。停滞気味と感じる時こそ落ち着いてコツコツ積み重ねる。機が訪れた時に乗れるように力を蓄えることが重要。余熱で仕事をするといったことや、微分として変化を感じるということは、技術として身につけたい。2019/09/18
タリぃ
2
実力不足でも加速力があれば注目される。１００点満点中３０点でも、加速していると感じさせることが出来れば仕事を得ることは出来る。2016/02/24
nana
0
ブックオフ100円2012/12/01
ニッポニア
0
量は、やがて質に転化する。量は、やがて加速力によって爆発する。2010/01/19
ホセ
0
[図]加速力が必要な時期にはどんどん加速していく。高速道路の追い越し車線を走るのだ。エネルギーをひとつのことにうちこむ。キャッチフレーズをつくるだけで行動が変わる。2009/06/23
