目次
序章 人生の練習ってなんだ!?―いつでも誰でも予習復習
第1章 時間ってなんだ!?―青年・中年・高年それぞれの時期の予習復習
第2章 自分ってなんだ!?―「わたし」を確立するための予習復習
第3章 出会いってなんだ!?―出会いを祝祭にするための予習復習
第4章 感情ってなんだ!?―感情を添わせるための予習復習
第5章 成長ってなんだ!?―区切りをつけるための予習復習
終章 命ってなんだ!?―明日へのリレーの予習復習
著者等紹介
齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年、静岡生まれ。東京大学法学部卒業。同大学大学院教育学研究科博士課程を経て、現在、明治大学文学部教授。専攻は教育学、身体論、コミュニケーション技法。『宮沢賢治という身体』で宮沢賢治賞奨励賞、『身体感覚を取り戻す』で新潮学芸賞受賞。『声に出して読みたい日本語』(毎日出版文化賞特別賞)同シリーズ『第2~4巻』絵本『子ども版 声に出して読みたい日本語』(全12巻)『CDブック 声に出して読みたい日本語』『CDブック 声に出して読みたい方言』が合わせて260万部を超えるベストセラーとなる(いずれも草思社刊)。小学生向けの私塾「齋藤メソッド」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Tadashi_N
24
歌詞は意外にも人生を語っていた。これらを見直すことが予習復習。2020/01/19
モルツ
12
国語の第一人者、齋藤孝さんの「読書のすすめ」。人生に困ったとき、人付き合いで悩んだとき、どう生きればいいのか、必ず本が教えてくれる。人生の予習復習のための読書の良さを教えてくれます。名前は聞いたことはあるけれど、読んだことがない本に挑戦するきっかけになるかも知れません。私はムーミンを読んでみたいと思います!2013/07/10
ひろ☆
6
歌詞や詩を例に物事の説明をしていくスタイルが斬新。何よりもさすが、ボキャブラリー、言葉の表現が上手!君にふりかかること全てが訓練である。訓練であることを自覚しておけば、君はもっとそれを楽しむことができる。2013/06/14
まっし
5
ミスチルやB'z,そしてドエトフスキーに徳川家康など,様々なジャンルの格言や歌詞がやみなべのように入れられていながらも,味はおいしい一冊でした.「人生の練習」という言葉は基本的に序章のみにとどまっており,本書の終わりの部分でそのことに関して触れられていなかったことから,若干本書の結論が見えにくかったです.しかし,私たちは様々な局面で人生の練習をしていて,歓喜も苦境も人生の通過点でしかなく,その出来事をどう意味づけるのかによって人生の味わいは変わってくるという考え方にはなるほどなーと感じました.2013/03/04
hinotake0117
2
人生は練習なので未来を予習、過去を復習ととらえて人生を充実させていこう、ということを様々な切り口で語る。 人生ずっと成長。それを気づくために通過儀礼を設ける、という発想は面白い。 また孤独であることを自立につなげて強く生きていく。2023/10/09