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南京事件 国民党極秘文書から読み解く

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794214881
  • NDC分類 210.7
  • Cコード C0021

内容説明

1937年12月、南京陥落直後、アメリカの大手新聞に「南京大虐殺物語」がトップ記事として掲載され、その7カ月後、南京の日本軍による暴行の目撃談をまとめた『戦争とは何か』がニューヨークとロンドンで出版される。これが源流となって、南京大虐殺は東京裁判へと引き継がれ、歴史的事実として語られることになった。だが、果たしてその内容は真実を伝えるものだったのか。台湾の国民党党史館で新たに発掘した極秘文書『党中央宣伝部国際宣伝処工作概要』をもとに、これを検証。数々の疑問点、矛盾点を衝き、これらの報道が、中央宣伝部が総力をあげた対敵宣伝の、赫々たる戦果であったことを明らかにしていく。南京大虐殺の根拠を突き崩す画期的研究成果。

目次

第1章 極秘文書発掘―プロローグに代えて
第2章 国際宣伝処ができるまで
第3章 巧妙な国際宣伝
第4章 南京大虐殺が報じられるまでの序曲
第5章 アメリカの新聞記事も中央宣伝部の宣伝戦だったのか
第6章 宣伝本『戦争とは何か』を改めて検証する
第7章 中央宣伝部は南京大虐殺はなかったと考えていた
第8章 極秘文書は玉手箱だった―エピローグに代えて

著者等紹介

東中野修道[ヒガシナカノシュウドウ]
昭和22年、鹿児島県生まれ。鹿児島大学法文学部、大阪大学大学院博士課程修了。西ワシントン大学客員教授、ハンブルク大学客員研究員を経て、亜細亜大学法学部教授(政治思想史、日本思想史)。文学博士。日本「南京」学会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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