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南京事件「証拠写真」を検証する

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  • サイズ A5判/ページ数 257p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784794213815
  • NDC分類 210.7
  • Cコード C0021

出版社内容情報

「大虐殺の証拠写真」一三九点の初の総括的検証。影の長さの計測等あらゆる方法でその信憑性を問い、中国国民党の戦争プロパガンダとの関係を明らかに!

内容説明

南京事件とは、昭和12(1937)年、南京で行われた日中の戦いのさいに、6週間にわたって日本軍による虐殺、暴行、強姦、略奪、放火が生じたとの主張であり、今ではこれが「南京大虐殺」という言葉で語られ、その証拠と称する残酷悲惨きわまりない写真が世界中に流布している。だが、それらの写真は、はたして真実を伝えるものなのか。本書は、東中野修道教授を中心とした南京事件研究会写真分科会が、「南京大虐殺」の証拠として使われている写真143枚を取りあげ、初めて総括的な検証を加えたものである。写真分科会は、そこに写された影の長さを計測して季節を特定し、関連刊行物との照合によって写真の初出をつきとめ、さらには近年公開された中国国民党中央宣伝部の極秘文書を援用して、国民党の戦争プロパガンダとこれらの写真との驚くべき関係を明らかにしてゆく。3年の歳月をかけた公正かつ画期的研究成果である。

目次

プロローグ 「証拠写真」の源流をたどる
第1章 南京戦とは何だったのか
第2章 初めて世に出た「証拠写真」
第3章 趣向を凝らした追加写真
第4章 「撮影者判明」写真はどのように使われているのか
エピローグ 「証拠写真」として通用する写真は一枚もなかった

著者等紹介

東中野修道[ヒガシナカノシュウドウ]
昭和22年、鹿児島生まれ。大阪大学大学院博士課程修了後、西ワシントン大学客員教授、ハンブルク大学客員研究員を経て、亜細亜大学教授。文学博士。日本「南京」学会会長

小林進[コバヤシススム]
昭和21年生まれ。電気通信大学卒業。通信機メーカー勤務。南京事件研究会会員

福永慎次郎[フクナガシンジロウ]
昭和20年生まれ。北海道大学卒業。鉄鋼メーカー勤務。南京事件研究会会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

GAKU

68
3万枚を超える写真から、143枚を選び3年がかりでその信頼度をはかった検証報告。だから南京大虐殺などなかったという意見もあれば、納得させられる写真もあるが多くはこじつけのように聞こえる。という意見もある。流石に30万人の虐殺はありえないとしても、一人でも自分に関わる人が殺されたとしたら、その人にとって日本は憎むべき国である事には変わりない。この1冊だけで南京大虐殺の成否を知る事は出来ない。もっと関連の書物を読み、自分なりの考え、意見を持てるようになりたい。2017/03/09

かわうそ

58
★★★★★ここまで徹底的に反証されてしまうと反日知識人もぐうの音も出ないだろう。しかし倉山満先生が言ったように真実主義に陥ってしまってはダメだ。南京事件はなかったという結論で正しい。むしろ、日本人が大量虐殺された通州事件について日本はチャイナを訴えなければならない。2017/01/28

北本 亜嵐

9
「南京大虐殺」の証拠写真143枚を検証している。出処が不明、合成、元の写真とは全然違う解釈…「事件があった」と通用する写真は1枚もないことが証明されている。新たな視点で「大虐殺」を論じているのは良いが、インパクトに欠けている感も…。2014/10/15

ミナ

8
アパホテルの件の報道を見て勉強せねば!と思い読む。衝撃的な内容になれば、事実とは異なるものであっても事実と証する。(掲載する本によって説明が変わるほど何を撮影したかも解っていない。南京で撮影されたものではない。南京事件があったとすれば冬のはずなのに夏服を着る人が多数。など)本書で丁寧に写真の改竄事例を挙げてくれているし、合成された写真は今日の技術をもってすればすぐに証拠とはなり得ないことを証明できるのではないのだろうか。 日本の一企業が立ち上がらねばならない程の状況なのだから国も毅然と対応してほしい。2017/01/22

ブロッコ・リー

7
写真が決定的に変(被写体の影の長さ、向きが異なる、冬なのに夏服、当地で売られていた絵はがきコピー等)と筆者の主観で違うと思われるものと大きく分けて2種類の批判。後者は説得性を欠くものもあるが、こんな写真で日本を糾弾している奴らには改めて腹が立つ。どうしてこのような中立な研究がレイプオブ南京の著者(死んじゃったけどね)などに届かなかったのだろう?どうして日本政府は反論しない?今迄証拠採用されていた写真の信憑性が全くないことがよくわかる。

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