田中真紀子の正体

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  • サイズ B6判/ページ数 269p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794211446
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0031

出版社内容情報

田中眞紀子研究の第一人者が、数々の事件の知られざる事実を明かしながら、これまでメディアが伝えてこなかった真の眞紀子像にせまる。これで不可解な事件の謎がとける!

内容説明

真紀子外相の登場から現在に至る一年は、日本のポピュリズムが猖獗をきわめた一年だった。それはまた、日本の政治の将来を暗示するものでもあった。メディアは、視聴率を上げるため、あるいは雑誌・新聞の売り上げを伸ばすため、そして時には抗議の電話を恐れて、事実を国民の前から覆い隠したのである。このことから国民が受けた損失は、はかりしれないものがあった。この本は、二年間にわたって真紀子を取材しつづけた気鋭のジャーナリストが、渾身の力を込めて真紀子をめぐる隠された事実を明らかにしたものである。

目次

蜜月
綻び
いやな事件
情報漏洩
危機の兆候
八月の乱
本当の危機
戦い
断崖
復権へのシナリオ
ピンチ
メディア

著者等紹介

上杉隆[ウエスギタカシ]
1968年福岡県生まれ。都留文科大学文学部英文科卒業。在学中より富士屋ホテルに勤務。大学卒業後、テレビ局報道局に勤務し、その後、衆議院議員公設秘書を務める。1999年7月よりニューヨーク・タイムズ東京支局取材記者となり現在に至る。2001年には田中真紀子問題を精力的に取材、『週刊文春』を中心に執筆し、大きな反響を呼んだ。2002年春には、これらの報道で「第8回雑誌ジャーナリズム賞企画賞」を受賞
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mazda

16
読後感ですが、正直「吐き気がする」です。こんなやつをこれまで国会議員として、一時期は大臣としていたのかと思うと、日本人として「恥ずかしい」以外の言葉がありません。実の父にも「孤立しなければいいが…」と心配され、政治関係者には「犬や猫の方が躾ができるだけましだ」と吐き捨てられる始末。今回の選挙での新潟県民の良識ある審判に感謝しつつ、今後こういった「パフォーマンス」のみの政治家を選択しない知恵と知識を、国民1人1人が身につけないといけないと思います。2012/12/23

佐々陽太朗(K.Tsubota)

3
虚像と実像。気になるところです。2010/02/14

がんぞ

1
こんな面白い本があまり読まれていない?「自民党をぶっこわす」と宣言し、靖国神社参拝で友好的中国無用を鮮明化した小泉内閣は「日本の没落を決定的にした」と称されるべきであり、佐藤優が「彼女を辞めさせられて鈴木宗男先生ももって瞑すべき」としたほどテレビショー向け無能無謀内閣の中でも非道い。外交だけは素人にはできないということで特権化した弊害はあるが国益を考えれば闇雲に破壊する害ははるかに大きい。とにかく彼女をふたたび閣僚にしようという宰相はいないだろう。とはいっても受け入れているのが民主党の恐ろしい「革新性」。2012/02/12

Gen Kato

0
政治家に必要な資質って何だろうとしみじみ考えさせられる。血筋とマスコミ受けだけで判断されているような現状(だいぶ以前からそうなっているが)は背筋が寒くなるばかり…2014/08/18

seminoles

0
当時のマスコミの論調だとかなり田中真紀子贔屓だったけど、いろんな田中真紀子に関する本読んでると全然違う。 2013/01/12

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