目次
第1章 あなたはもっと図太くなれる
第2章 非人情のすすめ
第3章 感情の暴走はこうすれば防げる
第4章 批判されても傷つかない方法
第5章 なくした自尊心をとりもどすには
第6章 攻撃したければご自由に!
著者等紹介
ベルクハン,バルバラ[ベルクハン,バルバラ][Berckhan,Barbara]
1957年生まれ。ハンブルク大学で教育学と心理学を専攻。さまざまなカウンセリングの研究、実践活動を経たのち、現在は独立。個人、企業、各種団体の求めに応じて、コミュニケーショントレーニング、カウンセリングを行なっている。2000年に邦訳された『アタマにくる一言へのとっさの対応術』は日独でベストセラーとなった
瀬野文教[セノフミノリ]
1955年東京生まれ。北海道大学独文科修士課程卒。DAAD(ドイツ学術交流会)給費生としてケルン大学に留学。現在ドイツ語塾トニオ・クレーガーを経営
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しゅわ
26
【図書館】ドイツのカウンセラーさんが傷つかないための“言葉の護身術”について解説した一冊。自分を卑下するのをやめ、もっと図太くなる方法。厚い面の皮を効果的に利用し、上手に自分を守る方法、感情の暴走を防ぎ、心のもやもやを乗り越える方法。失敗とうまくつきあい、批判されても傷つかない方法。なくした自尊心を取り返す方法。攻撃に冷静に対処する方法。…など人間関係を快適に保つために身につけておきたいことをとてもわかりやすく教えてくれます。時には鈍感になることも大切なんですね2014/08/27
ミエミル
16
★2.52018/04/01
ビッフィー
10
「積み木くずしの名人」ってネットに多いよね。それは本書に書いてあるような定義とは違って、単なる嫉妬による行動が多いと思う。自分の人生が上手くいっていない、あるいは人生が終わってるから、自分より成功している奴をねたみ、叩くという。そんなバカどもの罵詈雑言は、もちろん無視してオーケーだ。非人情の心。2015/01/08
shinjihm
9
人間関係は受け取り方で相手に対する印象が大きく変わってしまうものです。人の言葉に傷つきやすい人は、もともと自分自身に対して批判的であることが多いようです。自分が普段から気にしている部分だからこそ、人の言葉がグサッと刺さるように感じてしまう。中には悪意のある人もいますが、相手を変えることは相当なエネルギーを消耗します。それよりもまず自分自身を認めてあげる。そのうえで自分と相手との間にしっかりとしたボーダーラインを作り上げる。本の中では「見えない防弾ガラス」という表現を使っていますがとても有効だと思います。2016/01/27
Yuichiro Komiya
8
他人の言動に傷つかないための処世術の本。面の皮を厚くするには非人情に徹する、というのが参考になった。2016/05/06