南方特別留学生が見た戦時下の日本人

南方特別留学生が見た戦時下の日本人

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  • サイズ B6判/ページ数 270p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794207777
  • NDC分類 377.6
  • Cコード C0022

内容説明

「日本人は親切だった、差別もなかった」インドネシアからの9人の元留学生が率直に語った貴重な証言。

目次

日本が独立しているのならインドネシアも!―トラスノ・カリプロゴ
日本での勉学が戦後の仕事に役立った―ムリオノ・ブンタラン
日本留学生がつくった四年制大学―モハマッド・スジマン
広島で被爆したスマトラからの留学生―シャリフ・アディル・サガラ
オランダへの帰属を拒否した留学生―サム・スハエディ
ぼくは日本的すぎてインドネシアに合わない―ジョン・ライス
特別留学生を私的に援助した留学生―マリオノ・マルトディハルジョ
留学当時の日本人にいまも親しみを感じる―クスナエニ・サストラス
海軍軍政地域からの特別留学生―ペリック・パネ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おかむら

31
南方特別留学生とは、戦争中の43年と44年に日本が占領してたアジア各地から招いた国費留学生。大東亜共栄圏の明日を担う人材の育成のために。この本はインドネシアの留学生9名の当時とその後の人生インタビュー集。歴史の波に揉みに揉まれてて興味深いです。広島で被爆した留学生も出てきます。日本と東南アジアの関係の複雑さが面白い。あとやはり金持ちの子息で勉学に秀でた人が殆どなので、先日読んだ日本軍に徴収されて肉体労働に従事させられた労務者たちとは天と地の差。2016/08/08

ぞだぐぁ

1
太平洋戦争時に日本軍の被支配地域となった国々から日本の国費留学生として来日した人々へのインタビュー集。なんだかんだで今も日本と繋がりがあるエリートが多い。2018/12/26

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