内容説明
複雑化する交通社会で、いま真に問題とするべきことは、実はまだまだ隠されているのではないか。速度規制、路上駐車、シートベルト、交通取締り、救急医療体制など、交通問題のさまざまな側面に光をあて、感情論に流されることなく冷静に事実のみを見つめた気鋭のジャーナリストによる、交通問題の現実とその処方箋。
目次
プロローグ 「まわりはそれをわかっていない」
第1章 路上駐車を合法化せよ
第2章 「交通事故非常事態」の続くわけ
第3章 シートベルトと交通安全のお守りの関係
第4章 高速道路の規制速度を考えた
第5章 巨人―中日戦のコサインエラー
第6章 多重事故に隠されているもの
第7章 置き去りにされた救急医療
第8章 ダンプ稼業も楽じゃない
第9章 身体障害者は街に出られない