内容説明
いまこそ、社会の中に「根をもつ」ことが重要。いまの日本社会は何かひどくみえにくくなっている。そしてみえにくくなった現象の裏側で静かに病気が進行しているように思われる。そして、人間の魂にとって最も重要な要求である人間社会に「根をもつこと」の重要さが、まったく「意識」されていないところに、二重の病、あるいは病の二乗化が見出される。…いまいちど困難を覚悟の上で、人間存在を憲法の原点に立ちかえって、基本から再出発しなければならない。
目次
どこに向かって進んでいるのか
政策の現状ともう一つの可能性
座談会 現代の労働を考える