内容説明
六朝から唐宋にいたる文学理論の展開をたどる、著者渾身の新作。
目次
中国における文学理論の誕生と発展―六朝から唐・宋へ
抄本として見た陸東之書「文賦」
『文心雕龍』隠秀篇の文学理論史上における位置
『文選』総説
蕭統「文選序」の文学論
『文選』の成立と流伝
書評 両側面からの『文選』研究―岡村繁著『文選の研究』
『文選』と『本朝文粋』―特に賦について
皎然『詩式』の構造と理論
唐代詩論の展開における皎然『詩式』〔ほか〕
著者等紹介
興膳宏［コウゼンヒロシ］
１９３６年、福岡市生まれ。京都大学文学部卒、同大学院博士課程修了。専攻は中国語学中国文学。京都大学教授、京都国立博物館長を経て、京都大学名誉教授。文学博士（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
