目次
格差社会をもたらしたものは何か―アメリカングローバリゼーションとの関係下で
国民国家と市民社会と公共性の変容―資本の帝国の出現のなかで
アメリカと経済危機下の東アジアとの関係―ポストレーガノミックスの資本蓄積戦略
アメリカの資本蓄積戦略と日本の経済危機
市民社会について―ジョン・エーレンベルグの『市民社会論』を参考に
市民社会と国家の関係―ルソーの自由論から
共和主義的デモクラシーと公共性―ジャン・ジャック・ルソーの政治思想を参考に
共産党一党独裁国家中国の行方―資本の帝国の逆襲に直面して
政治思想家は“政治的なるもの”をどのようにとらえたか―ルソーを参考に
近代批判の一つの形―レオ・シュトラウスの『政治哲学とは何か』を読みながら
カール・シュミットの人種差別主義について―ラファエル・グロスの『カール・シュミットとユダヤ人―あるドイツ法学』を参考に
全体主義を生み支える精神構造―藤田省三の政治思想を参考に
著者等紹介
土橋貴[ドバシタダシ]
1944年福島県会津若松市生まれ。1968年中央大学法学部法律学科卒。中央大学大学院法学研究科博士課程満期退学。専攻は政治学、ヨーロッパ政治思想史。中央学院大学法学部教授。中央大学法学部非常勤講師。平等論の視点から古代、中世、近現代までの政治思想家の思想を研究中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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