内容説明
文化大革命の嵐が吹き荒れるなか、権力闘争の陰で毛沢東思想を超えるべく思考し続けた青年たちがいた。そして時代は、「改革開放」のポスト毛沢東の時代へと進んでいく。世界第二位の強国へと登りつめた現代中国を真摯に見つめ、その問題と未来を展望する。第一回パジュ・ブック・アワード受賞作。
目次
文化大革命時代(一九六六‐一九七六)
ポスト毛沢東時代(上)(一九七七‐一九八九)
ポスト毛沢東時代(中)(一九九〇‐一九九九)
ポスト毛沢東時代(下)(二〇〇〇‐二〇〇九)
著者等紹介
銭理群[センリグン]
1939年生まれ、元北京大学中文系教授。北京大学時代は多くの学生を集めた人気教授であり、現代中国を代表する魯迅研究者として知られる。中国でいま影響力のある知識人のひとり。また自分自身が青年知識人として民主に取り組んできた経歴をもち、近年は現代中国における民主運動の歴史を精力的に整理している。『毛沢東と中国―ある知識人による中華人民共和国史』で第一回パジュ・ブック・アワード受賞
阿部幹雄[アベミキオ]
1975年宮城県生まれ。一橋大学言語社会研究科博士後期課程修了。現在、慶應義塾大学、中央大学非常勤講師
鈴木将久[スズキマサヒサ]
1967年生まれ。東京大学大学院中国語中国文学博士課程修了。明治大学政治経済学部教授
羽根次郎[ハネジロウ]
1974年横浜市生まれ。一橋大学大学院言語社会研究科博士後期課程修了。現在、中国社会科学院近代史研究所ポストドクター研究員
丸川哲史[マルカワテツシ]
1963年生まれ。一橋大学大学院言語社会研究科博士課程単位取得満期退学。明治大学政治経済学部/教養デザイン研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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BLACK無糖好き
メルセ・ひすい