傷と再生の現象学―ケアと精神医学の現場へ

個数:
  • ポイントキャンペーン

傷と再生の現象学―ケアと精神医学の現場へ

  • 村上 靖彦【著】
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • 青土社(2011/10発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 44pt
  • 在庫が僅少です。通常、3~7日後に出荷されます
    ※事情により出荷が遅れたり、在庫切れとなる場合もございます。
    ※他のご注文品がすべて揃ってからの発送が原則となります(ご予約品を除く)。
    ※複数冊ご注文はお受けできません。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    ■通常、3~7日後に出荷されます

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 297,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791766253
  • NDC分類 492.9
  • Cコード C0010

内容説明

他者とのコミュニケーションの失敗や断絶が残す傷は、ときとして新たな生へと動き出すための起点にもなる。看護、リハビリテーション、介護、心理療法などの世界を通して、思いもかけない仕方で変化していく人間の姿を描き出す哲学の新境地。

目次

第1部 ケア―傷と行為主体(看護行為の時間―ハイデガー行為論の拡張;心に残る「引っかかり」―コミュニケーションの失敗と行為主体の形成;リハビリテーションと二人で作る主体―視線触発と空想身体;介護の行為論―チームとしての行為主体と享楽;秘密と話し合い―予後の告知をめぐる看護師へのインタビュー)
第2部 精神医学―傷と身体(秘密とその未来―コミュニケーションのねじれとその後遺症;傷と引っかかりの身体論―よしもとばななとフォーカシング;傷のメタファー―心的外傷と職業選択;自分の名前―行動様式のもう一つの基点)

著者等紹介

村上靖彦[ムラカミヤスヒコ]
1970年生まれ。基礎精神病理学・精神分析学博士(パリ第7大学)。現在、大阪大学大学院人間科学研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

寛生

37
【図書館】「こりゃ、ただ事ではすまない本だな。凄いな。」というのが正直な読了後の〈感覚〉。「こんな〈書き方〉はどうしたら可能なのか」と思いきや、やはりパリで留学されていたと。羨望の眼差しをもって、この本を賞賛します。〈私〉の中には何も準備をしたり歓待する心の用意もなかったが、この〈本〉が気づいたら〈私の家〉の中にいて、共に食事をし極上のフランスワインを飲み干し、それで、「一体、なにがあったのか覚えていない」というような〈感覚〉を持つ。「ハイデガーの〈死〉のからここまできたのか」と〈思わされた〉。2014/01/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4129529
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。