税を直す

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  • サイズ B6判/ページ数 314,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791764938
  • NDC分類 345
  • Cコード C0010

内容説明

医療崩壊、介護問題、失業、格差、貧困…。迫りくるさまざまな難題を解決するためには根本的に財源が足りないと言われる。だがじつは税制のある部分を見直すことによって、消費税増税なしでも財源を確保することは十分可能だ―。丹念な思索によってさまざまな反論を吟味し導き出された、財源問題への画期的提言。

目次

第1部 軸を速く直す―分配のために税を使う(要約的な短文;分配のために税を使う;何が起こってしまったのか;労働インセンティブ;流出;法人税について)
第2部 税率変更歳入試算+格差貧困文献解説(所得税の累進税率変更試算;格差・貧困に関する本の紹介)

著者等紹介

立岩真也[タテイワシンヤ]
1960年生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程修了。現在、立命館大学院先端総合学術研究科教授。専攻:社会学

村上慎司[ムラカミシンジ]
1978年生まれ。立命館大学大学院先端総合学術研究科一貫制博士課程在籍、日本学術振興会特別研究員。専攻:経済哲学

橋口昌治[ハシグチショウジ]
1977年生まれ。立命館大学大学院先端総合学術研究科一貫制博士課程在籍、日本学術振興会特別研究員。ユニオンぼちぼち執行委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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うえ

7
「共同体が解体し個人(孤独者)による社会が登場するとルソーが考えたように、共同体は社会と比較して古いもの、伝統的で前近代的なものとして議論されてきた。そして近代的な思潮、特にリベラリズムは、個人の自由を抑圧する農村や家といった共同体を批判し、都市的で世界市民的な世界を称揚してきた。それに対し近年、共同体・コミュニティの解体と再生に対する人々の関心が高まっており、リベラリズムとコミュニタリアニズムの間で議論が交わされてきている。リベラリズム側の代表はロールズ『正義論』、ドゥオーキン『平等とは何か』…」2019/07/20

tu-ta

0
2013年10月26日、これが読んだ本に入っているのを発見。覚えていない。2011/07/04

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