絵の言葉 (新版)

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絵の言葉 (新版)

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  • サイズ B6判/ページ数 248p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791764846
  • NDC分類 720.4
  • Cコード C0070

出版社内容情報

古今東西の絵画のシンボリズムとメッセージをどう解読するか。談論風発・才気煥発の、総時間16時間の白熱の対話。

内容説明

絵の面白さを語り尽くす。その絵はひとに何を語りかけんとしているのか。一枚の絵が体現する豊饒なメッセージとシンボルを根底から凝視し、絵画に秘められた限りない力と可能性、そして面白さを解読する。文明論と美術史の泰斗が交錯し論じ尽くした白熱の対論。

目次

1 絵は言葉である(絵主文従と文主絵従の角逐;絵を読むということ ほか)
2 絵に文法と辞書がある(西洋絵画に特有の約束事「アレゴリー」の発達;自然言語的イメージ文法―地域別・時代別の絵の文法 ほか)
3 絵と自然のつながりを読む(ラスコー型の洞窟壁画とタッシリ型の岸壁画―発生期の絵の機能と表現形態について;イメージとサイン―ものの見える世界と見えない世界について ほか)
新版によせて(『絵の言葉』ふたたび(小松左京)
日本文化の特質とイメージ言語(高階秀爾))

著者等紹介

小松左京[コマツサキョウ]
1931年、大阪生まれ。日本の先駆的SF作家として、『日本アパッチ族』など、人類史、地球史、自然史など広範な知見に裏打ちされた、魅力的な作品群を生み出す。近未来パニック小説『日本沈没』は、空前のベストセラーとして流行語ともなったことは余りにも有名

高階秀爾[タカシナシュウジ]
1932年、東京生まれ。美術史家。前国立西洋美術館館長。現在、大原美術館館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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アイアイ

17
卓抜な発想に富んだ16時間の対談を収録。西洋と東洋の美術歴史、内容が濃い。 西洋の美術はロゴスに奉仕し、日本の美術はシンメトリーを崩していく。 西洋は断ち切る事で時間も空間も連続する絵画に対し、日本画は初めと終わりはどうなってもいい、 目の前に画材があれば良いと言う粋。ヨーロッパの上から下までの四季の気候が日本に あり、月ごとに違う花が咲き、花を見るように雨や霧を描いた作品が多い。多国の美術史を通して 日本画と歴史に触れる事が出来た。▽図書館2016/01/05

引用

3
蝶の話と受胎告知の左右の話は良かった。絵の文法というというところが曖昧に終わっているが、イコノロジー以上のところに行こうとしている感はある。2020/04/15

がんぞ

2
小松左京の専攻はイタリア文学でまさに博覧強記。高階秀爾は西洋絵画の個々のアイテム、要素の寓意性について解説する、『受胎告知』は伝統的に天使が左(文字が左から読む慣例により)だが中央アジアには右の作例もある。イスラムの絵像排斥の意味とは?時代が下るにつれマリアは人間的に表情豊かになっていく。カトリックはキリスト教布教・宣伝に絵画を用いて宗教改革に対抗。教義宣伝の意味、劇的場面「それらから自由になったのが印象派」だから日本人にわかりやすく人気がある。写真術の発明によって洞窟絵からはじまった写実の変遷が一段落…2017/10/02

オタダオ

2
37年前の対談を採録した一冊。小松さんがこれほど芸術に造詣が深いとは知らなかった。対する高階先生はもちろん美術史の大家。古今東西の絵画を読み解くといえば平たく聞こえるが、深みが半端ない。話はあっちこっち飛んでいくがそのたび着地点の掘り下げがすごくて読んでるほうとしてはわくわくしたり息切れしたり。そんなにページ数はないんだけど、さらっと交わされる発言にもそれを裏打ちする知識がとんでもない。ちょっと調べようとするときりがないので、とりあえず1回目読了してつぎは付箋とかメモを取りながらまた読む予定。2013/05/10

カコ

2
高階先生の話が縦横に展開していくのを、この人すげー、と思いながら読んでいた。単なるイメージではなく、意味を伝えるものとしての絵について、いろんな方向から光を当ててあって面白かった。2011/03/27

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