出版社内容情報
古今東西の絵画のシンボリズムとメッセージをどう解読するか。談論風発・才気煥発の、総時間16時間の白熱の対話。
内容説明
絵の面白さを語り尽くす。その絵はひとに何を語りかけんとしているのか。一枚の絵が体現する豊饒なメッセージとシンボルを根底から凝視し、絵画に秘められた限りない力と可能性、そして面白さを解読する。文明論と美術史の泰斗が交錯し論じ尽くした白熱の対論。
目次
1 絵は言葉である(絵主文従と文主絵従の角逐;絵を読むということ ほか)
2 絵に文法と辞書がある(西洋絵画に特有の約束事「アレゴリー」の発達;自然言語的イメージ文法―地域別・時代別の絵の文法 ほか)
3 絵と自然のつながりを読む(ラスコー型の洞窟壁画とタッシリ型の岸壁画―発生期の絵の機能と表現形態について;イメージとサイン―ものの見える世界と見えない世界について ほか)
新版によせて(『絵の言葉』ふたたび(小松左京)
日本文化の特質とイメージ言語(高階秀爾))
著者等紹介
小松左京[コマツサキョウ]
1931年、大阪生まれ。日本の先駆的SF作家として、『日本アパッチ族』など、人類史、地球史、自然史など広範な知見に裏打ちされた、魅力的な作品群を生み出す。近未来パニック小説『日本沈没』は、空前のベストセラーとして流行語ともなったことは余りにも有名
高階秀爾[タカシナシュウジ]
1932年、東京生まれ。美術史家。前国立西洋美術館館長。現在、大原美術館館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アイアイ
引用
がんぞ
オタダオ
カコ