光はトリノより―イタリア現代精神史

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  • サイズ B6判/ページ数 232p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791760305
  • NDC分類 309.023
  • Cコード C1010

内容説明

国家統一運動、反ファシズム闘争と、その歴史が神話的に語られる北イタリアのゴシック都市トリノ。グラムシやゴベッティの政治ラディカリズム、そしてプリーモ・レーヴィからパヴェーゼなどのアヴァンギャルドまで、トリノの地の精霊に憑かれ躍動する、数々の熱狂と独自な文化の黄金時代を探る。

目次

グラムシとゴベッティ
ジーノ・ジーニ
先生たちと弟子たち
カトリックのひとびと
ファシズムの文化は存在したか?
ガエターノ・デ・サンクティス
フランチェスコ・ルッフィーニ
ルイージ・エイナウディ
ジョエーレ・ソラーリ
クローチェの影響〔ほか〕

著者等紹介

ボッビオ,ノルベルト[ボッビオ,ノルベルト][Bobbio,Norberto]
1909年生まれ。元トリノ大学教授、現在イタリア共和国終身上院議員。政治哲学、政治思想史研究者。現代イタリアを代表する思想家である

中村勝己[ナカムラカツミ]
1963年生まれ。中央大学大学院法学研究科博士後期課程在籍(政治学)、政治思想史専攻
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